伝説の妖怪は神様の妹でした！！ (ページ12)

今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:122,588 hit

十一話ページ12

ふぅ、疲れた・・・ッ！
でもまだ休憩はできそうにないな・・・。

『もう出てきても大丈夫ですよ？奴良組の皆様方？」

「「「「「ッ！？！？」」」」」

(((((何故わかった！？妖気は完全に消していたのに・・・！？)))))

「ほう、、お主、やはり気づいておったか。
・・・さすがあの伝説妖怪《舞姫》、実力も頭脳もわしらよりもはるかに優っているのぉ。(しかも美しいのぉ・・・。)」

「ま、舞姫・・・！？この方がっ・・・！！」

『・・・そんな事はございませんわ。皆様方の方が何倍も美しい。私なんかと比べてはいけませんよ・・・。』

「「「「「・・・ッ！！！！！」」」」」

零は儚そうに上を見上げ、悲しそうにポツリと言った。
その儚げな雰囲気に妖怪たちは思わず見とれてしまった。
・・・しかし同時に思った。
《この方は気づいたら消えてしまうのではないか》と・・・。

『では、私はもう行きますね？・・・またどこかで会えるといいですね。
では・・・。』

「ま、待てっ！！まだ聴きたいことがっ！！」

ザァァァァーーーー、、
零は桜吹雪になって消えた。

「き、消えてしまった・・。」

「不思議な方であったな、、、」

それからしばらくがたち・・・
とある公家屋敷のベランダ？的なところで・・・

『後どれくらいでぬらりひょんさんたちは羽衣狐と戦うのだろう・・・。』

やっぱり弟子が死ぬっていうのは、敵でも辛いんだな・・。

「ふぅ・・・毎日・・・息のつまる・・・ッ！だ、だれですかっ？！く、くせものっ？！」

んっ？・・っあ！珱姫だ！何でここに・・・、
あっ、ここ珱姫の屋敷だったのか・・。

『申し訳ございません。私この和の国を旅しています《舞姫》と申します。無断でこの屋敷に滞在している事、どうかお許しくださいませ。』

「ま、舞姫・・・！貴女様が妖様が言っていた伝説の・・・！」

『ぬらりひょん様が・・・？何か私、変な事してしまったのでしょうか・・・。』
・
・
・
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(;￣◇￣)┘
作者のレイでございます。
3人もの方にお気に入り登録してもらえて感無量です！ありがとうございます！
コメント下さい！少し遅くなってしまうかもしれませんが、絶対に返します！
「誰かと絡ませて！」とか、「誰オチにして欲しい！」とかリクエストがありましたらコメントでお願いします！

この話が面白い！って思ったら星の右側をポチッ！して下さい！

以上レイでした！次回もお楽しみに！