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メンディーside
一口しか食べられなかったお粥を片付けるために亜嵐と交代してもらう
夜になったら食べられるかもと期待を寄せてラップをかけて部屋に戻った
亜「あっ来た。ちょっといい？」
涼太を見ると寝れていると思っていたら違ったようだ
亜「さっきから意識がはっきりしないんだよ」
心配になって肩を叩いてみたけど、一切反応を見せない
目は開いているのに俺たちの方を見ずに一点を見つめているだけだった
「りょーた、聞こえてたら手握ってくれる？」
俺が手を握ると握り返してくれて安心したのも束の間
指が少し硬直しているように思えた
涼「ぁ…ぁ…ぐっ、る、ぐ、るっ、、す、るっ」
亜「目眩かなぁ、ちょっと頭抑えるね」
極力頭を動かさないようにするために亜嵐が頭を抑えて俺が足の下にタオルを重ねて置いた
足を上げることで少しでも回復すれば良いんだけど
さっきから携帯が鳴り続けていて誰かと思ったら龍友からのメールだった
その内容は全部涼太を心配するもので
「涼太、龍友からメール来てるよ。早く良くなるといいね」
そう言うと少しだけ微笑んだように見えた
いまだに硬直している指を少し動かすと顔を歪めている
亜「ねぇ、明日病院連れて行く？」
「そうだね、予約しておくね」
病院にいる裕太に電話をして明日連れて行くことを伝えた
もちろん龍友にも
本当は仕事の邪魔になってしまうかもしれないから伝えたくなかったんだけど、何かあったら伝えろって言われてたから
それに病院嫌いな涼太を連れて行ける理由にもなるから
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レス) id: 843f1dad74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マメゴン | 作成日時：2020年5月25日 20時
