story253 ページ17
｢ゴムゴムのォ〜！！！｣
オーズは高く飛び上がり首を伸ばし頭をA達の方に振り下ろす
｢鐘ェ！！！｣
その威力は絶大
逃げるのに必死なこちらとは真逆にオーズは体が伸びるようになり調子が出てきたのかさらに攻撃を加える
｢槍ィ！！！｣
｢どわぁ〜っ！！！｣
両足を槍のように伸ばし瓦礫が宙を舞う
｢能力者でもねぇオーズの体が何故伸びるんだ
何をしたモリア！！｣
｢キシシシシ！！これが俺の見せる悪夢！！
カゲカゲの能力“影革命”！！！
最高だろう！！？｣
｢革命！？｣
“影”とは“実体”を追従するもの、これが｢常識｣
“実体”と“影”は必ず同じ形をしているもの、これが｢鉄則｣
だが今はオーズに従うべきオーズの影はモリアの影が潜り込み支配している
モリアは自在にオーズの影の形を変える
しかし、実体と影は同じ形でなければならない
したがって“実体”に“影”があわせるのではなく“影”に“実体”があわせて変化する
これが“影革命”
つまり、常識とは逆でモリアがオーズの手足の影を伸ばしたから実体がそれに合わせて伸びるということ
｢じゃあオーズはゴム人間になった訳じゃなくて変形自在の体になったのか！！
勘弁して欲しいぜあの巨体で！！｣
｢このままじゃ全く近寄れねぇ！！！｣
実際はゴムよりも厄介…
モリアがオーズの影を丸くすればオーズも丸くなる
オーズの体の節々はメキメキと鳴り丸くなったオーズの巨体はこちらに転がってきた
｢ちょっと待てご主人様！！
俺の喧嘩だ邪魔するなよ！！｣
｢ああ、悪かった…邪魔するつもりはねぇ…
俺はあくまで補助に徹する
さぁ、1人ずつ確実に潰していけオーズ！！｣
モリアは七武海の中でも影が薄いとされているがさすがは七武海の称号を持つ者、影を操るのは容易ではないだろう
モリアの持つ圧倒的影を操るセンス
そして幾多の戦いを勝ち抜いてきたからこその経験
その全てが今の戦いに生かされてるのは確かだろう
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リリア(プロフ) - ☆TRICK☆さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！！（窓辺の席の私） (2020年7月2日 19時) (
レス) id: a1c1a0f2f0 (このIDを非表示/違反報告)
☆TRICK☆(プロフ) - こんにちは、更新頑張ってください！応援してます!!（隣席より） (2020年7月2日 18時) (レス) id: 75a0db6355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サン・D・リリア | 作成日時：2020年5月29日 8時
