五つ・階段少女 ページ5
妖怪退治に東へ西へ。
仇を成すなら容赦なし。
という感じで転校してきた私ですが、今現在は境界にいます。
いや、ねえ自分でも転校した次の日の放課後に何やってんだよ、とは思うんだけど、まあ放っとけない話を聞きつけまして。
昨日、クラスメートに質問攻めに会ってた最中に佐藤くんが教えてくれた "お話" があったのだ。
「 七不思議の二番目 "ミサキ階段"
その階段の四段目だけは決して踏んではいけません
決まりを破れば死者の世界に引き込まれ
その身を千に万に引き裂かれてしまうでしょう
そして黄昏時
その階段には犠牲者の血が
どこからともなく滴り落ちる……」
その話を聞いた時は、いつか行くかと思っていただけだったのだが、朝登校するとうちのクラスの佐藤くんと横尾くんだけがいなくなっていたのだ。
こりゃ、神隠しも真っ青な話だと思いこの階段にいる訳だが。
なぜ、私は幽霊一名と生徒二名と階段を登っているんだろうか。
「安否は別として居なくなった生徒もみんなこのどこかに居るはずだよ」
「ここが……」
うん。声をかけてしまったのは私だけど無視してさっさと行った方がいいかもしれない。
この子達が被害に会う前に階段かけ上がろう。そうしよう。
そうと決まれば、足に力を入れ一気に階段を駆け上がる。
「あっ！おい待てよ！」
はずだったのだが。
『何の用かな、えーっと源くん？』
あろう事か、同じクラス(だった様な……)の源くんに腕をパシッという掴まれる。
振り向けば、金色の髪、青い瞳。中等部の制服、の少年。あっ、これ源家の人間じゃん、と一瞬で悟る。
『とっ、とりあえず手ェ離してくれないかな』
「一人で行く気だっただろ！危ないからオレ達と行こうぜ！」
『えぇ……』
何これ。ロールプレイングゲームよろしくパーティーに加わっちゃったカンジ？
うわお。
「貴方中等部の制服を着てるわね！源くんという同じクラスなの？」
「コイツ昨日転校してきたんっすよ」
「キャー！少女漫画展開！！」
と、盛り上がってしまった高等部の先輩と源くん。
それをあわれむ幽霊が一名。
見かねた幽霊は私に声をかけた。
「俺はトイレの花子さん！花子くんって呼んでもイイよー？君は？」
『
花子くんはニッと笑った。
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夕雨(プロフ) - 焼き鮭(・・3鮭)さん» 「焼き鮭ちゃん！」cv鬼頭あかり、になりますね！(全力でからかっていくスタイル) (2020年7月5日 17時) (
レス) id: 1aaf65a1f6 (このIDを非表示/違反報告)
夕雨(プロフ) - しばらくの間更新停止とさせていただきます。応援してくださった皆様ありがとうございました。またネタとか色々考えついたら更新しようと思います。ご迷惑お掛けします (2020年7月5日 13時) (レス) id: 1aaf65a1f6 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(・・3鮭) - 待って…やっぱ…なしにしてください…_(:3」z)_お願いします… (2020年7月5日 12時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(・・3鮭) - 名前…関係ないけど…焼き鮭(・・3鮭)になる… (2020年7月5日 12時) (レス) id: 20ac6cb932 (このIDを非表示/違反報告)
夕雨(プロフ) - いつきさん» コメントありがとうございます！最近全然投稿出来てなくてすみません、もう少ししたら投稿できると思うのでしばしお待ちを！ (2020年3月31日 13時) (レス) id: 1aaf65a1f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕雨 | 作成日時：2020年1月12日 18時
