第五十話 ページ6
梓side
コナンくんの話によるとその水晶玉は八年前に盗まれた仏像の額にはめられていた白毫らしい
そしてコナンくんは自分の推理を話し始めた
コ「八年前、盗賊団《源氏蛍》は山能寺を本堂に忍び込み、秘蔵の仏像を盗み出した
だが、運び去る途中で、白毫がはずれて落ちてしまう……」
なるほどね……
白毫はしばしば水晶玉で表されることが多い
その推理、一理あるね
それに服部くんが犯人に狙われた理由にもなるしね
コ「あとで気づいた首領義経は手下を一人、山能寺まで捜しに行かせた、だが服部に先に見つけられ、服部のあとを追ったが見失ってしまった」
服部くんが初恋の人が落としてしまったと勘違いして持って行ってしまったから、犯人はさぞかし困っただろうね
コ「やむなく、首領は仏像を桜さんの店の倉庫に保管した、そして八年後、ひょんなことから犯人は八年前の少年がお前だと知ったんだ」
平「あの雑誌か……!」
梓「あの雑誌?」
平「ああ、俺が前受けたインタビューがのっとる雑誌や」
梓「そうなんだ」
雑誌のインタビュー記事……それで犯人は知ったんだ……
そして僕たちが話し終わるとコナンくんは話を続いた
コ「同じ頃、盗賊団の中でも事件が起きた、おそらく首領が重い病気かなんかになったんだ、死期を悟った首領は山能寺から盗み出した仏像を別の場所に隠し、その場所を謎かけで残して、子分たちに渡した、謎を解いた者が次の首領とするという遺言を残して」
平「そんで死んでしもうたんやな」
梓「じゃあ、残された子分たちが暗号を?」
コ「うん、でも解こうにも解けなかった」
平「そしてその頃、仲間の一人である桜さんが、犯人に手ェ組も言うてきたんやな?」
服部くんはベンチから立ち上がり、歩き始めた
僕とコナンくんもそれについて行った
平「桜さんは犯人の剣の腕を見込んで、他の子分たち全員を始末するようにそそのかしたんやろ、その上僕仏像と白毫の行方を二人でつかみ、仏像を売った金を山分けしよ言うてきたんや」
コ「ああ、おそらく」
僕は完全に二人の会話についていけなくなっていた
そして二人がはなしているうちに仏光寺についた
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歩江(プロフ) - 恋華……!ありがとう!じゃあ書く! (2016年8月27日 22時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - 歩江さん» 書いたら! (2016年8月27日 22時) (レス) id: 9f256cedca (このIDを非表示/違反報告)
歩江(プロフ) - ありがとう!この作品のまた続編書こうかな?って思うんだけどどう思う? (2016年8月27日 22時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
恋華(プロフ) - 歩江さん» 良いよ! (2016年8月27日 22時) (レス) id: 9f256cedca (このIDを非表示/違反報告)
歩江(プロフ) - 恋華さん» 恋華、相談いいかな? (2016年8月27日 21時) (レス) id: 771c8aa6ca (このIDを非表示/違反報告)
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