例えば曲がり角 ページ9
今牛「で?どうだった」
あ「どうって……まぁ成功?付き合うことは出来た。それに今もマイキーと会ってる関係だし」
今牛「へえ、でも現代は最悪だろ。東京卍會のヤツら幹部、続々と殺され始めてるぞ」
あ「稀咲でしょ?」
今牛「あぁ、最悪、過去のオレに言え。元凶を潰さないことには根本的に変わらねぇ」
あ「過去のワカくん私の話聞いてくれると思う?」
今牛「どうだろうな」
あ「じゃあもうひと踏ん張りやってくる。手。」
今牛「もう行くのか?」
あ「うん、もうすぐ……クリスマスだから」
今牛「そうだな。行ってこい」
今牛若狭。初代黒龍のベンケイとワカ。今はわたしのトリガーだ
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あ「うぁ」
過去に戻ってそうそう、ベッドインでマイキーとチューしてた、しかも深い方の
佐野「え、どうしたの」
あ「いやちょっとビックリしただけ。今何時?」
佐野「朝の10時だけど」
あ「学校……!それに今日は調べ物があるの!じゃ!」
佐野「え、まって、は?」
あ「鍵ポストに入れといて!」
佐野「いやいや、え、勃ってるんですけど?!Aさん!?」
あ「今度で!」
佐野「ひどい!!ケンちんに言いつけてやる!」
そんなマイキーを置いて、家を出る
わたし、この間、現代へ帰った時、ワカくんと握手してないです、あれ、、記憶ないです。
トリガーのワカくんとは過去、この時期決別、、ではないけど仲違い中だから、帰る時はいつもワカくん家に不法侵入して、寝てる間に手を握りに行っている。
でも前回それをした記憶が無い
帰るのが楽になるから、早く仲直りしなくては、とは思うけど面と向かって話すとぶちギレられるんじゃないかと怖くて出来ない
あ「あー……もうどうしよう」
とにかく学校いって授業受けながら作戦を考えよう。クリスマスまではまだだいぶ時間がある
クリスマスに起きることを未然に防ぐことが次の目標だからだ
聖夜決戦。そこでまた、稀咲が動く
佐野「あ、もしもしAー?」
あ「ん、なに?」
佐野「今学校前。終わったら正門から出てー」
あ「わかった」
大抵迎えに来る日はそのまま東京卍會の集会がある日だ
今日またなにか大きな決断をしたのだろうか
あ「お待たせ」
佐野「ん、乗って」
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作者名:りり | 作成日時:2022年10月15日 1時