お前なんて大嫌いだ ページ10
五条「今日は来てくれてありがとう」
あ「いーえ。給料出る?」
五条「出る出るもちろん(僕のポケットマネーから)」
あ「わーい」
五条「あ、ちょっと早いけど手に入ったよ、誕生日プレゼント。はいどうぞ」
あ「え、ありがとうございます〜これで日々の任務が楽になる〜」
五条「ふふ、良かった」
あ「いくら払ったの?」
五条「んー、忘れた☆」
あ「そっかー!」
真希((アイツうちに5億払ってあれ買い取ってたぞ))
あ「ところで私はどこ担当?」
五条「天元様の門よろしくね」
あ「門どれか分かんない」
五条「その前の関門警備しといてくれたらいいから」
あ「はーい」
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冥冥「この前の件だが」
五条「あぁ同棲男ね」
冥冥「呪術師か呪力を持った人間。呪術師の場合はフリーの呪術師」
五条「どういうこと?」
冥冥「記憶がなくなる前に言っていた言葉からして高専関係者ではない」
五条「なんて言ってたの」
冥冥「最近すんごい術式持った人と知り合いまして、その人といい感じなんですー!って言っていた」
五条「え、それなんで先に言わないの」
冥冥「じゃ明日までに振り込んでおいてくれ」
五条「え、ほかには無いの?!何か言っていたとか」
冥冥「追加料金払ったら何でも教える」
五条「払う払う!」
ちょっとまずいかも
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真人「意外に簡単だったね〜」
侵入者なんてずっといないし、ボーッとしてたらなぜか客が来た。それも私がこの間、術式を使った時の呪霊だ
真人「あ!Aちゃんだ!!聞きたかったことあったんだけどー!あれ!領域展開ってどうやるの??」
呑気に話しかけてくる呪霊
しかもそいつだけではない。まだいる。しかもそいつも先輩が対峙した特級呪霊
ひとりじゃ無理かも。
いや、1人だからこそ本気を出せる
あ「目的はわかりませんが、ここは通せません」
天元様の門前にいるから、外の状況は分からない。ここに数体呪霊が来てるということは外も緊急事態だと思う
真人「はは、前は逃げちゃったけど今回は戦っちゃうよ?」
術式、領域展開を使えば、外の人間にわかる。こちらも緊急事態だと。最悪わたしが倒れてでもここは止めないといけない。任された以上ここは通せない。
でも死ぬ前に先輩の顔が見たいと思うのはすごく変だ。
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作者名:りり | 作成日時:2022年9月29日 23時