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早いとこ戻れ ページ4

あ「うわ、いい匂い」


五条「おはよう、もうできるから」


あ「そういえば聞いてなかった、なんで私ら付き合ったんですか?」


五条「たまたま僕が近くにいてさ任務応援行った時に、Aちょーピンチで!僕がササッと助けたのがキッカケかなぁ!」


あ「わたしがピンチになる任務ってあるの」


五条「結構ピンチの場面多いよ?記憶喪失の時だってそうだし、僕がどれくらい心配したか」


あ「へぇー…」


五条「もう!Aが聞いたくせに!」


あ「それで私が先輩を好きになるのかな、って疑問になりまして」


五条「吊り橋効果かな?」


あ「多分そうだと思います、正気じゃなかったと思います」


五条「酷い!」


あ「朝ごはんありがとうございました、美味しかったです。では行ってきます」


五条「行ってらっしゃい!」


笑顔でAを見送り、すぐさま電話をかける


五条「ワンコールじゃなかったんだけど?」


伊地知『す、すみません…(今朝の5時半なのに、)』


五条「まぁいいけど、早急にAの家の鍵作っといて」


伊地知『え?』


五条「じゃよろしくー」


ブチッ




とりあえずまずはAの部屋に私物を置いている男を探すことからだ


そいつに牽制をかけること。


呪術界隈にはもう、話は通してある。なのでAに言うやつはいない


ただ、コイツが誰なのか分からない。残穢もないから手練か、一般人。


ーーーーーーーーーーーーー


五条「あーAの手料理美味しかったぁ、また食べたいなぁ」


家入「お前、高専時代に振られた理由忘れてんだろ」



五条「忘れてないよ、てか重いって当たり前じゃない?それくらい好きだってことでしょ」


家入「いやお前は異常だったよ」



五条「好きな人には尽くしたいじゃん?」


硝子いわく


五条→→→→→→→→→→→→(好き)←A


こんな感じだったらしい


家入「私は知らないからな」


五条「まぁバレるまでに惚れてもらえばいいっしょ」


家入「無理だろ」


五条「でも普通に口聞いてくれるよ?今」


家入「忘れてる罪悪感からだろ、忘れてもねーのに。最初からそんな事実ないのにな。本当可哀想」


五条「可哀想?僕の手で幸せにしてあげるのに。何不自由させないし、呪術師も本当はやめて欲しいんだよねー。心臓いくつあっても足りないや」



家入「はぁ、(もうこいつ手遅れだわ)」

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作者名:りり | 作成日時:2022年9月29日 23時

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