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伊織side
Aとニノどうなってんだろ。
ニノはAのこと好きだからなぁ。
松本｢おーい。お前今他のこと考えてただろ笑｣
ピンッとデコピンをされる
｢いったぁ！すぐデコピンする癖変わってないね！｣
松本｢だってお前すーぐ人の話聞かねぇじゃん笑ほら、手。｣
そういい手をさしのべられる
伊織｢なに？｣
松本｢察し悪ぃなぁ。手握ってないとはぐれんだろ。｣
伊織｢なにそれ。潤が手握りたいだけじゃないの？笑｣
松本｢それじゃ悪ぃのかよ笑｣
冗談で言ったつもりだったから返しにびっくりした
いや、でも潤も冗談だよね。
そう思って潤を見ると真っ直ぐな瞳でこっちを見つめてくる
松本｢なぁ、それだったらダメなの？｣
｢いや、ダメとかじゃなくて。...冗談だよね？笑｣
松本｢...本気だって言ったらどうする？｣
理解が追いつかなかった。
｢いや、私が櫻井先輩のこと好きなの知ってんじゃん！笑もー笑｣
松本｢俺はさ、ずっとお前のこと好きだよ。｣
え？は？
潤が私の事をずっと好き...?
松本｢お前がさ、ほんとに翔くんのこと好きなら俺は告白する気なかった。けど、お前は今迷ってんだろ？｣
否定できなかった。
Aには櫻井先輩がまだ好きって言ってるけど、、、
翔太がいつの間にかいることに気づいてた。
松本｢迷ってるならさ、俺も候補に入れて？真剣に考えてよ。｣
｢...。｣
松本｢今返事して欲しいわけじゃないから笑な？｣
黙っていると、携帯が鳴った
松本｢あ、ニノからだ。もしもし？あ、もうでる？OK、じゃそっち向かうわ。｣
それだけ言うと切られた電話
松本｢じゃ、向かうか。｣
再び手を握られ歩き出す私たち
何も言わない私って、ほんとに卑怯だ。
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作者名：ねこタママ | 作成日時：2020年5月22日 17時
