一生懸命って案外悪くない 2 (ページ20)

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暑くて眠れない！

密集してるせいか、単純に気温が熱いのかわからないが、寝苦しい

水でも飲みに行くか...。

隣で寝ている龍を起こさないようにそーっと出ようとすると

もう片方から手を握られた

『...なんだよ、目黒』

目黒｢俺も寝れない。｣

『じゃあ寝る努力しろよ。目ぇ閉じろ。』

手を払い、冷蔵庫へ向かう為立ち上がると横の目黒も立ち上がる

こいつストーカーか？なんでついてくんだよ。

結局冷蔵庫までついてきた

『なんか言いたいことあるなら言えよ。』

それだけいい水を飲むと

目黒｢じゃあ、ちょっとベランダで話そ。｣

コップを持ってベランダに出る

ここのベランダ、机も椅子もあるから便利だよなぁ。

2人で椅子に腰かける

『で？なに？私に子守唄でも歌えってか？』

目黒｢そんなんじゃないよ。でも、寝れないなら...

俺の昔話でも聞かない？｣