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その日は学校がなかった為、みんなで行くことに
いや、私は伊織とラウとだけ行く予定だったんだよ。
でも、話を聞きつけたみんなが、俺も俺もと。
佐久間「あ、阿部ちゃん!そこのお菓子ちょーだい!」
岩本「ふっか、あそこにタピオカがある。買お。」
ちょろちょろ、ふらふらして
コイツら遠足と勘違いしてないか?龍の方が大人しいわ。
『はぁ...先が思いやられる』
電車に乗り、千葉へ向かう。
ラウ「ねぇ、Aちゃん。」
『なに?』
ラウ「龍を引き取るってなったら...どうする?」
何言ってんだ?、、、と言いたいとこだが有り得なくもない。
なんせあんな母親だ。龍の前でいつもどんな感じか分からないけど、私が言い返したら本性丸見えだろう。
『...さぁな。どっちにしろ龍の気持ちが優先だろ。』
龍は照の隣りで電車の外を眺めている。
あいつは、帰りたそうにはしてなかった...と思う。
引き取るってなったらみんなが住んでるとこに、ってなるよな。
伊織「まぁ、なるようにしかなんないよ。」
『そう、だな。』
そうこうしてると目的地へ着き、家のインターホンを押す
龍母「はーい?」
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作者名:ねこタママ | 作成日時:2020年5月12日 11時