975 / ふたつの不安 ページ40
side S
和也「ふふ、気持ちよさそうな顔してるね」
潤「…………んふ……、おちつくの…、」
俺の腕の中で、みんなに撫でられて
目尻を細めて、ゆるく微笑んでる。
「身体もちょっとぽかぽかしてきたね、寒くない？」
潤「ん……？？」
「潤ちょっと身体冷えてたの、寒そうだったんだよ」
潤「さむ……？？……あ、ちょっと……さむい…？？」
自分の身体が冷えてた自覚はなかったらしく
今やっと自覚して、まだ少し寒いみたい。
「そっかそっか、まだもう少し温めてるね」
潤「ふふ、ありがと」
雅紀「潤ちゃんおなか空かない？」
潤「うん、ぐるる、って…」
雅紀「ふふ、ね、ごはん食べよっか」
潤「ふふ、うん、たべる」
だっこしたまま立ち上がると、
きゅ、って首に腕が回ってくる。
ダイニングテーブルで、
みんなが既に出来上がった夕飯の準備をするのを待ってると
膝の上で、キョロキョロ落ち着きがない潤。
「どしたどした、潤？」
潤「ん、ん……？」
「じゅーん、どした？」
俺の方に意識が向かないから、
優しく頬を掴んであげると
やっと意識がこちらに向く。
潤「あの、しょおくん………みんな、みんな…ね、」
「そっか、みんなが傍に居ないと不安だね、ごめんね」
潤「しょおく、……いる、？？」
「うん、翔くん居るよ。みんな居るとこ行こうね、」
潤の分離不安に気づいて、
バラバラだったみんながキッチンに集まってくれて
おいでおいで、って呼んであげてる。
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櫻宮 - とうとう出てしまった分離不安。大丈夫かな？と思いましたがとりあえずこの子の笑顔が見れて一安心笑笑...そっかずっと集中豪雨の中母親のこと待ってたんだね。寒くて凍えそうな夜。きっと心まで冷えてたんだろうな。って思いました (2021年8月4日 9時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» 皆様、カップルさんのことを『強くて脆い』って言ってくださるのうれしいです…ありがとうございます（ ; ; ） (2021年8月4日 1時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - ヲ伽 -otogi-さん» いえいえ 名前違うとわからんよね笑 (2021年8月1日 7時) (レス) id: 4e0d2c6273 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - つかささん» あれ！？riroさんでしたか…！めちゃくちゃタメ口すみません（ ; ; ）インスタでもこっちでもありがとうございます´`*！ (2021年7月31日 22時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - ヲ伽 -otogi-さん» 全然いいよ！ riroと申します笑 てかまじで久々のこっちのコメント笑 (2021年7月31日 19時) (レス) id: 4e0d2c6273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年6月30日 19時
