772 / 雲が去ったあと ページ9
side O
1時間ほど経ったとき
わぁぁ、と聞こえてきた大きな泣き声に
つい、3人で視線が交差する。
彼のあんなにさらけ出した泣き声は、
初めて聞いた。
それでも和室へ足を進めないのは
今は2人の方がいいと知ってるから。
ニノにだけの方が話しやすいことがあるのも知ってるし、
俺らもそれを大切にしてあげたいと思うんだ。
和也「………、」
ガララ、と襖を開けて出てきた、手を繋いだ2人。
ニノは俺らを捉えてひとつ瞬きをして、
潤ちゃんは俯いてる。
「ふふ、おかえり。おなか空いたでしょ、食べよ？」
ダイニングテーブルに3人座ったまま、
そう微笑んで伝えれば
少し、顔を上げて。
その表情は、少し。
翔「ふふ、いい顔になったね」
目は真っ赤でも、
晴れた表情をしてたんだ。
雅紀「ふふ、おいで？みんなで食べよう」
コク、と頷く彼には
少し、笑みが浮かんでいた。
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櫻宮 - 大宮さん» 中のお手紙を見てニヤける彼らを想像してさらにニヤけてしまう私。笑姫の想いはきっと彼に届いてると思います。 (2021年2月26日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 確かに姫の看病あってこそ。笑私も思わずマスクの下でニヤける。笑 (2021年2月26日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 潤くんが一生懸命作ってくれたお守り、きっとしょうくんをまもってくれるよ！”お約束”ちゃんと守ってね？しょうくん。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - しょおく〜んっ！治ってよかったよ。姫のおかげだね(^^♪今日はしょうくんのやさしい顔が想像出来ました！私もつられてずっとにやけてます(*'▽') (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 私も大宮さんと同じです。そしてあわあわなのっ！に繋がる。笑何で姫ちゃんはあんなに可愛いんだろ？笑誰か教えてほしい。笑 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年1月17日 11時
