809 / たからもの ページ47
side O
潤「…………………ほんとにほんとに、だいじょうぶ？」
玄関で、仕事の翔ちゃんと相葉ちゃんを見送るんだけど
熱は下がって咳もないとはいえ、治りたての翔ちゃんを心配する潤ちゃん。
眉を下げて、心の底から心配そうで。
そんな潤ちゃんを一度座らせて、その隣に自分も座った翔ちゃんは
そっと頭を撫でて、優しく語りかける。
翔「大丈夫。大丈夫だよ？もう元気だから」
潤「…………………むりしちゃ、だめなんだよ？
……………きのう……しょおくん、たくさんしんどそうだったの、」
翔「うん、一番しんどいとき看病してくれてたもんね。
でも今は大丈夫。潤がたくさん看病してくれたから、翔くん元気だよ？
無理しないよ、約束する」
潤「……………おやくそく。
やくそくじゃなくて、おやくそくだよ、？」
翔「うん、約束よりも大切なお約束ね。
昨日潤が守ってくれたから、翔くんもちゃんと守るよ」
潤「うん………、…あ！ちょっと、ちょっとまってて、？」
何かを思い出したように、
リビングへトコトコ駆けていく潤ちゃん。
4人で首を傾げて目を見合わせてると
慌てて戻ってきた潤ちゃんの手には、赤色の折り紙。
翔「これ……おまもり？」
潤「きのうね？しょおくんがはやくなおりますように、っておまもりつくった！
たくさんたくさんおいのりしてつくってね、なかにね、おてがみもはいってる！
しんどくならないようにって、もっててくれる？？」
コテン、って首傾げて、
眉を下げて。
そんな彼を見て、翔ちゃんは途端に表情を崩して
愛おしさが溢れたような顔をして、彼を優しく抱きしめる。
翔「ありがとう潤、たくさんありがとう。
ちゃんと持ってるね？ふふ、宝物にする、めちゃくちゃうれしいっ」
ぎゅーっていっぱい抱きしめてくれる翔ちゃんに
くふふ、って小さく笑って。
″ げんきなままかえってきてね ″ って
いってらっしゃい、って笑顔で見送ってた。
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櫻宮 - 大宮さん» 中のお手紙を見てニヤける彼らを想像してさらにニヤけてしまう私。笑姫の想いはきっと彼に届いてると思います。 (2021年2月26日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 確かに姫の看病あってこそ。笑私も思わずマスクの下でニヤける。笑 (2021年2月26日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 潤くんが一生懸命作ってくれたお守り、きっとしょうくんをまもってくれるよ！”お約束”ちゃんと守ってね？しょうくん。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - しょおく〜んっ！治ってよかったよ。姫のおかげだね(^^♪今日はしょうくんのやさしい顔が想像出来ました！私もつられてずっとにやけてます(*'▽') (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 私も大宮さんと同じです。そしてあわあわなのっ！に繋がる。笑何で姫ちゃんはあんなに可愛いんだろ？笑誰か教えてほしい。笑 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年1月17日 11時
