781 / 抜けないもの ページ19
side A
潤「んん……、りーだ、て…」
智「ん、繋ごうね」
楽屋に入れば落ち着くのに、
楽屋から出るとなると不安になるらしく。
潤「…………………ね、あのひと……ちがう…？」
「うん、違うよ、スタッフさん」
ときどき、スタッフのこともあの先生に見えるみたい。
分かってはいるから、俺らに聞いて違うと言われれば安心してるけど
なかなか、ソワソワが抜けない。
潤「………………ねぇ、？」
2本の収録はなんとか終えて
最後、雑誌の撮影中
ちょっと戸惑いながら、クイ、とニノの服を掴む。
和也「どした？」
潤「あの……、ちょっと…なんだけどね？ほんとに、ちょっと…」
和也「うん、なぁに？」
潤「あの…えと、………ちょっと…だけ、あたま…いたいの…」
和也「頭痛い？」
不安気にニノを見上げて伝える彼の額に手を当て
熱の有無を感じてるニノだけど。
和也「ん、熱は無いね…、しんどくはない？」
潤「ん、しんどくないよ…？？」
和也「ガンガンする？」
潤「んーん…？？んと…、ぐっ、てね…おしたくなるの」
和也「そっか…、……うん、横になろっか、ちょっと眠ろうね」
潤「…………どこか、わるい…？？」
和也「ううん？潤くんちょっといろいろ不安だったからだと思う。
ドキドキしたり泣いちゃったりソワソワしたりしたでしょ？
そうするとね、体調にも表れちゃうときがあるから」
潤「……………ねむったら、なおる…？？」
和也「完璧に治るかはわからないけど、マシにはなると思う。
不安なまま今日お仕事がんばったからね、潤くん一旦心お休みしよう」
潤「そっか……、……かず、いっしょにいてくれる…？」
和也「うん、潤くんが起きるまで一緒に居るよ」
ニノに丁寧に説明されれば、大人しくソファで横になって。
撮影の順番は俺らを先にしてもらってるうちに
疲れてたのか、潤ちゃんはすぐにかわいい寝息を立てていた。
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櫻宮 - 大宮さん» 中のお手紙を見てニヤける彼らを想像してさらにニヤけてしまう私。笑姫の想いはきっと彼に届いてると思います。 (2021年2月26日 8時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 確かに姫の看病あってこそ。笑私も思わずマスクの下でニヤける。笑 (2021年2月26日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 潤くんが一生懸命作ってくれたお守り、きっとしょうくんをまもってくれるよ！”お約束”ちゃんと守ってね？しょうくん。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - しょおく〜んっ！治ってよかったよ。姫のおかげだね(^^♪今日はしょうくんのやさしい顔が想像出来ました！私もつられてずっとにやけてます(*'▽') (2021年2月24日 14時) (レス) id: a13c7c5f2d (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 大宮さん» 私も大宮さんと同じです。そしてあわあわなのっ！に繋がる。笑何で姫ちゃんはあんなに可愛いんだろ？笑誰か教えてほしい。笑 (2021年2月22日 8時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2021年1月17日 11時
