644 / 伝えたいこと ページ16
side O
思い出したくない人と
言いたくもない名前と
それがあって苦しくても、どうしても伝えたくて
自分の思ってることを伝えることはとても難しくて上手く話せないけれど、
それでも伝えたくて。
そんな中で一生懸命話してくれる潤ちゃんを、
ニノはとても愛おしそうな顔をして抱きしめて。
和也「うん、うん。わかった、ありがとうね潤くん」
潤「ちゃんと…ちゃんとね、おはなし、しなきゃって…」
和也「うん、お話してくれてありがとうね？
俺もね、つい怒っちゃったけど、もっと違う言い方あったかもって思ってたの」
潤「んーんっ、ちゃんとね、わかったよ？
かずがね、いつもすきっていってくれるからね？
たいせつっていってくれるから、だからしんぱいってわかるの」
和也「ふふ、うん、安心した。ありがとうね？
ずっと伝えてきてよかったなぁって思うよ」
潤「おそくなっちゃうけどね？
まだ、ちょっと…すきかな、ってなっちゃうとき、あるけど…
でも、ちゃんと…みんなからのすきは、ちゃんとしってるの」
和也「うん、うん…、……ふふ、顔上げらんない、」
潤ちゃんの肩に顔を埋めるように強く抱きしめて
涙を止めようとするニノだけど、
顔を上げる様子はない。
和也「……思い出すの苦しいのに…伝えてくれてありがとう」
潤「ん…、…かずもね、くるしいことおはなししてくれるから
おれもね、くるしくても…おはなしするの、」
和也「ふふ…、……………好き、大好きだよ潤くん」
潤「んふ、おれも、かずだいすき」
ニノが、この2年ずっと伝えてきたこと。
好きだから、大切だから、って
ニノは最初から、誰よりも早く潤ちゃんに伝えてきた。
それが潤ちゃんの安定剤になることもわかってた。
それが例え一瞬でも、
ニノはその一瞬をずっと大事にしてきた。
その一瞬は、潤ちゃんの中で徐々に徐々に永くなって
永遠には届かないけれど、彼の中にはちゃんと蓄積されていて。
それを、ニノに返そうとまでして。
最近よく、潤ちゃんからニノに返ってくるから
ニノはもう、涙脆くて仕方ない。
でもそれがニノにとって、
何よりの幸せで。
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櫻宮 - 何を書けば良いのか。。彼の中で大きくなる不安。それが大きければ大きいほど彼の中では心配になる。進んだと思ったのに。可愛い潤くん見れたのに。また逆戻り。でもそれでもいい。ゆっくりキミのペースで歩こう。大丈夫だから。 (2020年11月8日 22時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 可愛いなぁ(笑)小悪魔潤くんの沼から抜け出せない。。(^^;)まあ元々抜ける気はないからいんだけど(爆) (2020年11月7日 16時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 大宮さん» 癒しをお届けできて嬉しいです〜´`*！ (2020年11月4日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» どんどんかわいくしていこうかと、、( 笑 ) (2020年11月4日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
大宮 - 可愛い．．．．．嵐が仲良過ぎる。翔くんの上に乗る相葉くんが可愛いし、ニノも乗っかるところが見てて幸せ☆ (2020年11月4日 22時) (レス) id: ced45d0f68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年10月18日 14時
