※99 / 甘い空間 ページ49
_____A.
「……………………ぁあ…っ、ん……っふ、ぁ…」
「……っっ、ほんとかわいい…」
俺の下で揺さぶられる潤の、蕩けた姿は妖艶そのもので
ときどき俺の名前が零れるその唇も、
生理的な涙が零れる瞳も
紅潮する頬も
白く透き通る肌も
すべてを独占したくて、
すべてに独占されたくて。
「………………俺だけ見て、……俺のことだけ考えてて…っ、」
「…………………ま、ぁ……っふ、ん………っぁ、まー…っ」
「……………っく……ぁ、潤……愛してるよ、」
その言葉に、
少し目を開けて
途切れ途切れに返してくれて
優しく微笑む潤がもう、愛おしいなんてものじゃなくて。
この短時間で覚えた潤のイイところを目掛けて突くと
増した快感に溺れて、苦しそうに身体を反らす潤。
そのせいでさらに締めつけられて
熱を帯び絡みついてくる。
嗚呼、
こんなに気持ちよくしたいと思ったのは初めてで
こんなに気持ちいいのは初めてだ。
「………………ぁっ、もぉ……だめっ、まぁ…っ、」
「ん、俺も…っ、」
白い首元を主張するように晒したかと思えば
抱きつく力が強くなる。
とろとろに溶けたナカもさらに熱くなって
それがもう、俺の我慢を。
「………………………んっ、ぁあ……っ！」
「…………………っく、ぁ……っ！」
俺にしがみついてた潤が、
くたっとベッドに沈む。
果てた彼の締めつけで果てた俺のモノを抜き、
彼の腹部に広がる白濁を拭き取り
そっと頭を撫で、ひとつキスを落とす。
「大丈夫……？」
「ん……っ、まー……」
「ん…？」
「……………………ちゃんと…、まー…も、……きもちよかった…っ？」
も、って
痛みだけじゃなかったことを教えてくれながらも
きもちよかった？って
気持ちよくなってほしい、って想いを教えてくれて。
そんな彼が愛おしくて愛おしくて、
もう頷くしか出来なくて。
「……………………大事にする、めちゃくちゃ大事にする」
「ふふ……、もう大事にされてるよ」
抱きしめてそう言えば、
背中にそっと腕が回ってきて。
優しくキスを落とせば、
甘い、と小さく笑う潤が
また、愛おしい、なんて。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 和音さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年12月22日 16時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
和音 - なんか、恥ずかしかったですが、二人の、こういうの見たかったから、良かったです。なんか、想像したら甘かったです。 (2020年12月22日 13時) (レス) id: 2801f20949 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - つかささん» ありがとうございます！( 笑 ) (2020年12月21日 15時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
つかさ(プロフ) - こういうのも大歓迎よ！w潤くん最高にエ(自主規制) (2020年12月21日 15時) (レス) id: 4e0d2c6273 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年10月16日 16時
