504 / 巡る季節 ページ14
side O
和也「大野さん、」
1月の1週目の終わり。
新年一発目の5人での収録の後、楽屋でニノにこそっと呼ばれた。
「ん？」
和也「ちょっと潤くんの気逸らしてて」
「え、なんかあったの？」
和也「いや、マネージャーに今月半ば以降のスケジュールの確認するから」
「あぁ…なるほど、了解」
まだ楽屋の隅に居たマネージャー。
そっちの方向を向かせないように潤ちゃんに話しかけると
ニノがマネージャーを連れて出て行った。
それには気づかない様子の潤ちゃん。
翔ちゃんと相葉ちゃんも察したみたい。
1月半ば。
潤ちゃんが、放り出された時期。
彼の心が、
不安定になる時期。
戻ってきたニノは、小さく丸の合図をした。
よかった、1月半ば以降から2月入るまでは、5人での仕事はないみたい。
復帰したあとすぐに、ニノがマネージャーに伝えていたらしい。
この時期は仕事は入れないようにって。
録り溜めもあって、特番とかも多い時期だからもともと収録は少ないんだけど
雑誌とか他の仕事はあるわけで。
それもちゃんと無くしてくれてるか、ニノが確認しに行った。
和也「よしっ、帰ろっか」
潤「あ、かず」
和也「上着着て暖かくしようね」
雅紀「寒くない？」
潤「んー…ちょっとだけ？でもうわぎきたら、そとでもあったかい」
翔「ん、それならよかった」
和也「カイロ剥がれてないよね？」
潤「うん、からだじゅうにのこってる」
「ふふ( 笑 )、体中にね( 笑 )」
放り出された時期がこの時期なのもあって、寒いのが苦手だから
その時期に被る一番寒いこの時期は、俺らも特に気にかける。
年中、この子の体温には気にかけてるんだけどね。
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櫻宮 - ニノと潤くん。二人は見えない何かでつながってる気がする。。キミは弱くない。弱くなんかないよ。大丈夫。振り返って立ち止まりそうになっても。皆なら私たちならきっと絶対背中を押してくれるから。大丈夫だから。。彼がこれからずっと笑顔でいられるように。。 (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - え、、何が起きるの？笑笑次が待ちきれない！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(笑)みんなが言ってる｢俺らにとって生きる意味が彼であるように彼にとっても生きる意味が俺らであってほしい｣私もそう思います。まさに持ちつ持たれつの関係、、ですね。 (2020年8月11日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» いつもありがとうございます(*^^*) (2020年8月10日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 誰か姫の沼から私を救って下さい(笑)可愛過ぎかよ。。笑笑そしてニノ。よかった。傷が浅くて。彼にとって愛情は何より大切で大事で。。それがよく伝わるなぁと思いました。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月27日 13時
