457 / 2分の永遠 ページ10
side S
和也「潤くんが居なくなっちゃうって不安だった」
潤「……、」
和也「ずっとずっと不安で、いっぱい考えた。
いっぱいいっぱい考えて、結局、潤くんは居なくならないってことに辿り着いた」
潤「………なんで？」
和也「俺が信じなきゃ信じる人居なかったから」
ニノが、夜空から視線を外す。
2人の視界が、ようやく重なる。
和也「ねぇ。俺あんまりそういうの信じないけどさ。
これだけは本気だからね。潤くんのことに関しては、本気で
信じれば叶うって言葉を信じてる」
潤「……、」
和也「信じれば信じるだけ、それを叶えようと体が勝手に動くの。
だから、叶うの」
潤「……うん、」
何も言わずとも
お互いに額を寄せ、くっつけ合う。
和也「壊れそうなほど不安だったけど、今はおかしくなるほど幸せだよ」
潤「おれも、たくさんたくさんしあわせ」
ふふ、と
小さな微笑みが、2つ零れる。
和也「……ねぇ」
潤「ん？」
和也「ほんとは分かってたよ、この日が来ること」
耐えられなくなった潤が
そっと目を瞑り、一筋涙を流す。
和也「生きてなんて言わないからさ」
潤「うん、」
和也「生きようね、一緒に」
目を開けた潤は
微笑んで、ニノを視界に映す。
潤「いいよ、なんびゃくねんでも」
和也「ばか、短いよ、何億年生きるの」
2人が額を擦りあった瞬間、
長針と短針が、
頂上で交わった。
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櫻宮 - いえいえ(^^)姫可愛いですね！(^^)私の毎日の癒やしです(^^) (2020年7月26日 9時) (
レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(^^)姫可愛いですね！(^^)私の毎日の癒やしです(^^) (2020年7月26日 9時) (レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年7月25日 16時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - あっそうだったんですね(^^;それは初耳。(笑)姫の沼から抜け出せないし姫可愛いし、もう何なの！？って悶絶しまくってる櫻宮です(笑)彼の中の嫌な一日が少しずつ減ってほしいなぁ。そう思います。本当に、、 (2020年7月25日 16時) (レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» 実際にあったエピソードっていうのがまた可愛いですよね( 笑 )文字って怖いですよね、、 (2020年7月25日 0時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月9日 15時
