456 / 2分の永遠 ページ9
side S
潤「きょうは、たくさん、たっっくさん、ありがとう！
みんなといてずっとしあわせだったけど、きょうはいちばん、しあわせだった！」
寝る直前、そんな潤の言葉で締まったその日。
目を閉じて数分、
ヒソヒソと声が聞こえた。
和也「どした、寝れない？」
潤「うん、うれしすぎて」
和也「ふふ、かわいいね」
潤「みんな、ねたかな？」
和也「うん、きっとね」
嘘つき、寝てないこと分かってるくせに。
ニノのことだから何か考えてるんだろうな。
和也「ねぇ、ちょっと起きる？」
潤「わ、いいの？」
和也「みんなには内緒ね？」
″ 内緒 ″
ニノのその言葉は、ちゃんと見届けて欲しいっていう合図。
そっとベッドを抜けて寝室を出る2人。
案の定ニノは、寝室の引き戸を最後まで閉めなかった。
2人の足音が無くなったのを確認して体を起こすと
智くんと相葉くんも同じように体を起こして。
目を見合わせて、そっと扉から覗く。
掃き出し窓を開けて、
ぴったり寄り添って縁側に座る2人。
時刻は、23時58分。
潤「ねぇ、かずでしょ？」
和也「なにが？」
潤「サプライズしないってきめたの」
和也「……ふふ、バレてる」
折れたニノを小さく笑って
コテン、とニノの肩に頭を乗せる潤。
ニノはそんな潤の頭を、愛おしそうに撫でる。
2人の視線の先は、
ずっと夜空。
潤「…ねぇ、」
和也「ん？」
潤「…………いちねんまえは、このひがくるっておもってた？」
少し、間があく。
和也「ふふ、俺未来わかるからね、思ってた」
潤「あ、そうだった。ふふ、」
クスクス笑う2人だけど
そこにはすぐに、沈黙が訪れて。
和也「………うそ、不安だった」
その沈黙を作ったニノが放つ言葉に
潤の頭が上がり、視線がニノに向く。
それには応えず、ニノは言葉を続ける。
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櫻宮 - いえいえ(^^)姫可愛いですね！(^^)私の毎日の癒やしです(^^) (2020年7月26日 9時) (
レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(^^)姫可愛いですね！(^^)私の毎日の癒やしです(^^) (2020年7月26日 9時) (レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年7月25日 16時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - あっそうだったんですね(^^;それは初耳。(笑)姫の沼から抜け出せないし姫可愛いし、もう何なの！？って悶絶しまくってる櫻宮です(笑)彼の中の嫌な一日が少しずつ減ってほしいなぁ。そう思います。本当に、、 (2020年7月25日 16時) (レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» 実際にあったエピソードっていうのがまた可愛いですよね( 笑 )文字って怖いですよね、、 (2020年7月25日 0時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月9日 15時
