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side S
気になる言葉があったら聞いて、って
相葉くんに言われたことをちゃんと守ってる。
嫌なこと、不安なことがあったらちゃんと聞いて欲しい、と
ずっと言い続けてきて、時間はかかったけれど
彼にはちゃんと届く。
「したくなかったかしたかったか聞かれるとさ、そりゃしたかったけど
でも俺らは、潤とコンサートをしたかったんだよ。
潤が出来ないのに俺らだけでやるっていう選択肢は1ミリもなかった」
潤「ん、しょおくん…」
「もしニノがコンサート出来なくなってさ、
そのとき潤、4人でやろうって言う？」
潤「いわない…」
「ね？それと同じ。
潤と出来ることがあるなら、そっちの方が100倍いい。
潤の気持ち的に楽しいことをやった方が俺らも楽しいもん。
潤が苦しいことをしてたら、俺らも苦しい」
潤「…………ダンスは、？」
「ダンスはいつでも出来るじゃん、ゆっくり練習していけばいいんだよ。
でもさ、このイベントは今しか出来ないんだよ。
15周年コンサート無くなって、潤が一生懸命考えた今しか出来ないの。
潤が考えてくれて、俺ら嬉しいよ？」
肩に頭を乗せたまま聞いてた潤は
体を起こして、きゅ、と抱きついてきた。
「ふふ、大丈夫。
潤に生きてほしいって俺らが願って、潤が生きてくれたんだから
俺らも、潤がしたいって思うことをしたいの。
それが俺らの幸せなんだよ」
潤「……っおれも、しあわせ、」
「ん、それなら嬉しいな」
潤「……………こわくないって…おもいたい、」
「んー？怖くてもいいの、
いつだってこうやって言ってくれたら、俺らがちゃんと伝えるから」
潤「…………みんなすき、」
「ふふ、今みんな居ないから独り占めだ」
潤「………ずっとこうしてたら、しんどい？」
「んーん？しんどくないよ」
潤「ふふ、すき…」
自分が前に進む度、
嫌な言葉が入ってくる。
彼が前に進む度、
彼の心はザワザワするわけで。
彼は、それを自分ではどうにもできない。
それでも彼は、必死に前に進もうとする。
でも進む時に、少し自分の心の欠片を落としてしまうから
それを拾って抱きしめるのが、俺らの役目。
「大丈夫。潤が頑張ってるのは、俺らちゃんと見てるからね」
拾って抱きしめて、
俺らはちゃんと見てると伝える。
そこで、さらけ出してくれればいいんだ。
いつだって傍に居るから、
いつだって抱きしめてあげるから。
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櫻宮 - いえいえ(^^)姫可愛いですね！(^^)私の毎日の癒やしです(^^) (2020年7月26日 9時) (
レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(^^)姫可愛いですね！(^^)私の毎日の癒やしです(^^) (2020年7月26日 9時) (レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» ありがとうございます(*^^*) (2020年7月25日 16時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - あっそうだったんですね(^^;それは初耳。(笑)姫の沼から抜け出せないし姫可愛いし、もう何なの！？って悶絶しまくってる櫻宮です(笑)彼の中の嫌な一日が少しずつ減ってほしいなぁ。そう思います。本当に、、 (2020年7月25日 16時) (レス) id: 17eb94eea0 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» 実際にあったエピソードっていうのがまた可愛いですよね( 笑 )文字って怖いですよね、、 (2020年7月25日 0時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月9日 15時
