32.more ページ36
潤side
先生「あと3日程で退院出来るでしょう」
「ホントですか…！ありがとうございますっ」
あれからちょうど1週間。
幸いにも、回復の兆しは絶好調で。
みんなが仕事終わりに寄ってくれる前に、検査の結果を聞きに来たら、あと3日だと言われた。
「あと3日だぁ〜っ！」
病室に戻って、1人そう呟けば
タイミングよく、誰かが入ってきた。
「あ、リーダー」
智「ふふ、ご機嫌だね？(笑)」
「うんっ、さっき、あと3日で退院って言われたんだ〜っ」
智「おっ、ホント！？よかった〜っ」
そう言って、抱きついてきたリーダーを受け止めていると、次々と来るメンバー達。
何度も同じことを言うのは面倒くさいだろうと気遣ってくれたのか、リーダーが説明してくれて。
他の3人とも、抱きついてきてくれた。
雅紀「でもあれだよ？急に動くのは良くないよ？」
「ふふ、分かってる(笑)」
翔「でももう、少し踊れるくらいにはなったんだよね」
「うん、ゆっくり戻していけると思う」
別に暗くはなかったけれど、
久々にみんなの心からの笑顔が見れた気がする。
自分の退院でこんなに喜んでくれるなんて、
こんなに安心した笑顔を見せてくれるなんて
幸せだ。
──────── もう少し。
もう少しだけ、この幸せを噛み締めていたい。
一生、とか
死ぬまで、とか
最後まで、とも言わないから
あと、少しだけ。
あと少しだけ、この幸せを─────────…
Prrrrrr…
「はい？」
マネージャー『昨日来た警察の方からの報告ですが、まだ捜査が進まないそうです。犯人の情報が掴めないとのことで…』
「…そう、分かった」
和也「…マネージャー？」
「うん、警察からの報告だって。犯人の情報が掴めなくて、捜査が進まないらしい」
翔「もう1週間も経つのに…いい加減、捕まえて欲しいよな」
頻繁に報告してくるくせに、
何の進展もしない警察の捜査。
面倒くさくなって、マネージャーの方に伝えてもらうようにした。
早く何とかして欲しい気持ちもあれば、
そうでない気持ちもある。
何せ、俺はもう──────────
─── コンコン
「…はい、どうぞ？」
？「失礼します」
誰が来たかも分からないけれど、
隠してもらっている俺の病室に来るのは関係者だろうと思って通した。
すると、入ってきたのは────────
和也「あれ、安藤さん」
この幸せの終わりを示すであろう、その男だった。
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つ む ぐ ∴亀更新∴(プロフ) - 雅宗 潤美さん» ありがとうございます(；＿；)頑張ります！ (2018年1月28日 2時) (
レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
雅宗 潤美(プロフ) - 続きが気になります！次の更新を楽しみにしてます！頑張ってください！ (2018年1月28日 2時) (レス) id: 06b5a4e25a (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ ∴亀更新∴(プロフ) - ボーロさん» ありがとう(；＿；) (2018年1月8日 20時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
ボーロ - まさにお兄ちゃん感出て最高だった！！これからもファンとして期待してます！！ (2018年1月8日 19時) (レス) id: f9aebeac08 (このIDを非表示/違反報告)
つ む ぐ ∴亀更新∴(プロフ) - ボーロさん» 全然大丈夫よ！ 相葉くんがキーやな〜(笑) 翔くんの潤くんへのお兄ちゃん感出したかったねん(笑) (2018年1月5日 12時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つ む ぐ
| 作成日時：2017年8月4日 17時
