409 / 崩れれば、愛 ページ11
side O
和也「……っ、」
そっと潤ちゃんから離れたニノは
潤ちゃんの額に自分の額をくっつけた。
潤「………かず…」
和也「………震えてる…、……怖かったね…」
目を瞑って潤ちゃんを感じる彼に
潤ちゃんも、そっと目を瞑って涙を流す。
潤「………なれなきゃ、…だめ、かな…」
和也「ううん、いいの……なれなくていいよ」
潤「………かずが、おこってくれなきゃ……ずっとだされてた、」
和也「………うん、」
潤「かずは、わるいことしてないの…」
和也「………うれしい？」
潤「ふふ、うん、うれしい…」
和也「ふふ…それなら、よかった…」
お互いに、
お互いの髪を梳くように撫でて。
チラリと交わった視線に
照れくさそうに笑ってた。
ずっと、
ニノが潤ちゃんを支えてるんだと思ってたけど
それが全てじゃなくて。
潤ちゃんを支えてるのはニノだけど
ニノを支えてるのも潤ちゃんで。
今があるのは、2人が寄り添いあってきたからで。
そのどちらかが崩れれば
もう片方も苦しくなるんだ。
思いやりすぎるからこそ
生まれてしまうものもある。
それでもこの2人には
それくらいがちょうどいいんだろう。
翔「……ん、わかった」
ノックされた扉から顔を出し、
マネージャーから伝言を受け取った翔ちゃん。
翔「観客と出演者からも批判が上がったらしくて……プロデューサーが謝罪したって」
雅紀「そう……ここ来るだろうね」
「……よし、ほら集まって」
俺がそう言った瞬間は不思議そうな顔をしてた翔ちゃんと相葉ちゃんだけど
俺がニノと潤ちゃんの傍に行けば、理解したように微笑んで。
未だぴったりくっついてる2人を囲むようにして
3人でしゃがみこむ。
「大丈夫。まだ始まったばかりだから」
翔「何も悪いことしてないんだよ」
雅紀「感情を表に出すことは悪いことじゃないよ」
そんな俺らを見た2人は
チラリと視線を交わして。
ふふ、と微笑んでから
満足そうに頷いてくれた。
「よし、行こう」
今回潤ちゃんがパニックにまでならなかったのは
きっとニノが取り乱したことが原因だろう。
いつだって自分のことを考えてくれてるニノが自分の傍に居ないことで
意識がニノへと移り変わった。
だからパニックにまではならなかった。
お互い、自分よりも相手が優先。
その思いやりが原因でもあるけれど
その思いやりがあったからこそでもあるんだ。
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櫻宮 - 本当に！！嵐フェス2020開催されるといいなぁ(; ;) (2020年7月9日 17時) (
レス) id: 95d5f07b44 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» お久しぶりです！こちらの世界でも、アラフェス開催されるといいですね( ; ; ) (2020年7月9日 11時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 何か久々に見てみたら大量更新で驚きな櫻宮です。潤くん、初ピクニック！！ニマニマしながら見てました。やっぱ可愛いなぁ。一歩一歩着実に進んでる彼。あーファンミ…嵐フェス、行きたい！！生きててくれてありがとう。生かさせてくれてありがとう。 (2020年7月9日 10時) (レス) id: 95d5f07b44 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ふらんどーる@潤くんは天使さん» 大量更新なのに読んでいただき嬉しいです(*^^*)ありがとうございます！姫はどんどん可愛くなります´`*( 笑 ) (2020年7月6日 22時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんどーる@潤くんは天使 - 大量更新だぁぁぁぁぁっ！！！！ありがとうございます！！！！姫かわいい！！！！ (2020年7月6日 22時) (レス) id: 7f877cb593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年6月12日 17時
