38 / 疑いに手を貸して ページ40
_____O.
「ニノの命令で来たなんて知られたら俺まで目の敵だよ」
「俺の方こそ、あなたが俺と組んでるって知られない方が好都合なのよ」
「組んではない、強要させられてるだけ」
「うわー傷つく」
「ていうか教えてくれてもいいじゃん、あの2人の何を探ってんの？」
少し踏み込めば
また、ウイスキーを少し口にして。
「2人じゃない」
「………相葉ちゃん？」
「の、黒い部分」
「………確実なの？それは」
「うん、俺のこの目が証拠」
「………でも、入る隙なんてないでしょ」
「作るんだよ」
意味不明なその言葉に彼の方を振り向くと
俺らの間に、マスターからウイスキーが差し出され。
マスターが遠ざかるのを待ってから
彼に聞き直す。
「作るって言った？」
「うん、言った」
「なんでそんなこと」
「潤くんが危ないから…かな」
チラリと合わせられた彼の目は
ライバルを見る目で。
それはきっと、俺に向けられていないなんてこと
簡単にわかった。
「異様だと思わない？
相葉くんの、潤くんへのあの執着心」
あの日、
黒い瞳でニノの胸ぐらを掴んだ相葉ちゃんの様子が
脳裏に浮かんだ。
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ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ふらんどーる@潤くんは天使 さん» いつもありがとうございます！わわわっ、本当ですか…！とても安心しました( ; ; )ありがとうございます´`*！ (2020年5月31日 20時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふらんどーる@潤くんは天使 - 新作きたっ！べーこんれたすか...！前回もでしたけど、ヲ伽さんのお話は私のようなそういうのを好んで見ないような人でも見ちゃいますw (2020年5月31日 20時) (レス) id: 8e46670866 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - ナナさん» 初めまして！コメントありがとうございます´`*！楽しんで頂けたら嬉しいです(*^^*) (2020年5月31日 17時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ヲ伽さん、初めまして！新作ですね！何だか私の好きそうな感じでワクワクしています(*^^*)望遠鏡の外側も素敵なお話でしたからね~(^^)また更新が楽しみです(*´艸｀*) (2020年5月31日 17時) (レス) id: d658bfc4bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年5月31日 15時
