#27 和也 ページ29
そのあと社長に言うと、すぐにOKしてくれて。
俺が心配してた潤くんが喋れるかっていうのは、まったく大丈夫だった。
…やっぱり、他人の前では“あの”潤くんになっちゃうみたい。
本当の潤くんを知れた俺からしたら、見てて苦しくなる…。
潤「かず〜このあとみんなとのおしごとだね〜^^」
「ん？あぁ、そうだね^^」
けど、これだけみんなのこと好きなんだもんね。
みんなとの仕事がたくさんできることになったから、前よりも潤くんの笑顔が増えるはず…。
それならきっと、潤くんも悔いは残らない。
そうだ、潤くんとの思い出も作らなきゃ。
――――前向きに、ね。
前向きにいかなきゃ。
潤くんが、これだけ強く前向きに生きてるのに。
支える俺が後ろ向きになってどうすんだ。
「ねー潤くんっ♪」
潤「わっ、かずどーしたのっ？(笑)」
急に抱きついたら、びっくりしてた(笑)
■
…ガチャッ
翔「あれ？にのと潤早くね？」
「早いでしょー？」
社長との話が長くなると思い多めに時間を見積もったため、いつもいちばんの翔ちゃんより早く楽屋にいた俺ら。
そのことに翔ちゃんはびっくりしてた。
潤「あ、翔くんコーヒーいる？」
翔「あ、もらう、ありがと」
――――……やっぱり、戻っちゃうんだ。
雅紀｢おはよ〜｣
智「おはよーん」
翔「あ、ふたりともおはよ！っつっても昼だけどな？(笑)」
雅紀｢あ、そっか(笑)｣
潤「相葉ちゃん今日は早いね〜」
「遅刻じゃなかったじゃん」
智「相葉ちゃん遅刻マンみたいになってる(笑)」
雅紀｢俺遅刻マンなんかじゃねぇーし！｣
楽しい楽屋。
居心地がいい楽屋。
それはやっぱり、5人が揃うからであって。
――――ひとりでも抜ければ、それは違う場所になる。
潤「…にの？」
「ふぇ？」
智「んふ(笑)変な声(笑)」
翔「どしたのにの(笑)」
「あ、ぼーっとしてた(笑)」
雅紀｢…だからゲームオーバー？｣
「え？…あぁぁぁぁぁ!!」
潤「気づいてなかったんだ(笑)」
「くっそぉ…」
雅紀｢てゆか潤ちゃんさー？｣
潤「なに潤ちゃんて(笑)」
翔「いいね潤ちゃん(笑)」
智「じゅーんちゃん♪(笑)」
潤「やめてよお恥ずかしい(笑)」
「んふ、潤ちゃん(笑)」
やっぱり、潤くんは末っ子なんだよね。
嵐の末っ子。
俺と同い年ではあるけど、やっぱりクールながら天然なところがあって嵐の末っ子って感じで。
――――……そんな潤くんがいなくなったら、どうなっちゃうんだろう。俺らは。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 663人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - すいすいさん» ありがとうございます´`*！カイトいい曲ですよね、、（ ; ; ） (2021年8月6日 17時) (
レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
すいすい - おもしろいです。読んでいたら、テレビで、「カイト」が流れて泣いちゃいました。 (2021年8月6日 14時) (レス) id: fd76ce1517 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - 潤翔さん» ありがとうございます^^早めに更新していきたいと思ってます^^ (2016年5月21日 21時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
潤翔 - 本当、泣いてしまいました。 また、更新されることを望んでいます (2016年5月21日 21時) (レス) id: 0891204a70 (このIDを非表示/違反報告)
≫ じーゅん ≪ ∴亀更新∴(プロフ) - Jun君好きさん» わわわわ嬉しいコメントありがとうございますっ！これからもがんばりますっ！ (2016年2月3日 23時) (レス) id: cfd42291d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つ む ぐ ＿＿ 。(元じーゅん)
| 作成日時：2014年3月20日 2時
