秘密の部屋 2 ハリーside ページ31
ハリーside
トム「Aは望んでここへ来た訳ではない。僕が連れて来たんだ。ゴーストと穢れた血がやられた時に、Aは一緒に居ただろう。あれはAがバジリスクでけしかけた後に、自分でやった事に気が付いて気を失ったんだ。そして、Aはジニーとは実の姉妹ではない。」
トム「それで...さっきの続きだが、僕は君と話をしなければと思った。君を信用させる為マヌケなハグリッドを捕まえた場面を見せたんだ。」
ハリ「君がハグリッドをハメたんだな!」
さっきから、話しを聞いているとコイツは最悪な奴だ。
トム「皆は僕の方を信じた。ダンブルドアだけは違ったようだが...」
ハリ「君の事は全てお見通しだったんだ!」
トム「それ以来、ダンブルドアは僕を監視するようになってね。だから、在学中に秘密の部屋を開けるのは危険だと思い日記に託す事にした。16歳の自分を日記に保存し、いつの日かサラザール・スリザリンの崇高な仕事を成し遂げようと考えたんだ。」
ハリ「成し遂げてないじゃないか!あと数時間経てばマンドレイク薬が出来上がる。石にされた人達は皆元に戻るんだ。」
トム「言ってなかったかな?穢れた血を殺す事などもうどうでもいい。ここ数ヶ月、僕の狙いは...君だった。」
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作者名:那瑛花naeba | 作成日時:2016年12月29日 21時