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『私苦いの飲めないんです!!!』









「せっかく入れてきたやったってのに

その言い方はねーだろ!!」









『先輩がお子ちゃまとか言うからでしょ!』









「んじゃ自分でミルク入れに行け!」









なっ・・・!!



















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『.....入れに行きますよーだっ』









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私と北山先輩はいつもこんな風に言い合いになる。









2人っきりなのにドキドキするシチュエーションなんか
ほとんどない。









だけど私たち以外の人が居ないときは

私は先輩。
先輩はAって呼んでくれる。









だからさっきのふいにAって呼んでくれたのに
キュンとしてしまった。









・・・ほんとに単純だね、私。









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でも私もすぐに向きになるところがダメなところ。




直さなきゃ。









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「・・・なぁ、もう終わんの?」









『私ですか?

これ保存したら一応終わりです』









「私ですかって...笑」








お前しかいねーだろ、って言いながら
飲み終えたんであろうカップを給湯室に持ってった









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『終わったぁああ...!』









「おし!!じゃ飯行こーぜ」









『え、またですか?』









「いいじゃん、行こーよ」









っ...









・・私の他に行く相手いるでしょうに。









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「Aが出てくんなきゃここ閉めれねーの!早く!」









『ちょ、待ってくださいってば!』









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急いでカバンに物閉まって、先輩と一緒に職員室を出た






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作者名:yuzu | 作成日時:2017年6月10日 0時

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