先輩との関係性。 (ページ13)

今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:13,224 hit

13 ページ13

.

「いやお前も玉の味方なの？

・・ざけんなよ・・」

『ふふ。そんなに怒らないであげてください。

あの子もまだ学生なんですから』

「玉をフォローするの上手くなったな」

『そうですか？』

「そうだよ。あ、やべもう鳴るっ」

・・・玉森くんと同じセリフ言って教室向かうなんて笑

.

.

.

『もう採点できました。

みんなちゃんと勉強してたね、すごいよ』

「補修する人いますか？」

『若干一名ね。

まぁその子には授業終わったら個人的に言います』

.

♪キーンコーンカーンコーン

.

その若干一名って言うのは、、、

『・・玉森くん、』

「・・・やっぱり俺？」

『うん。

やろうよって言ってくれたのは嬉しかったけど、

10問中2問はちょっと・・』

「補習？」

『うん。部活ちょっとの間できないけど許してね』

「じゃあ俺とさくちゃん放課後2人っきり？」

『え？あ、そうなるね』

「やった。ミツに叱られるより全然いい！！

比べものにならないくらい全然いい！！！！」

それは先輩に失礼でしょ・・笑

『じゃあ今日の放課後ね。忘れちゃダメだよ』

.

.

.

「え、なんでこここうなんの？これはなに？」

『これ最初の授業でしたじゃん、、

覚えとけば点取れるとこなのに』

「はは、ごめん。忘れちゃった。許して？」

ドクンッ.....！！！

.

え、な、なに、、？今の、、

何にドキッて、、、

「さくちゃん？」

『・・あっ、はい！！』

「大丈夫？なんか変じゃない？」

『そうかな、全然大丈夫！

ってちょっと休憩しよっか』

あれは玉森くんにドキッてしたの？

ちょっと待ってよ、生徒にドキドキするとか有り得ない

「ねーさくちゃん」

『ん？』

「俺が今欲しいもの、何かわかる？」

『欲しいもの？ゲーム？』

「やっぱわかんないよね、補習の最後の日に教える」

目尻をくしゃっとさせた玉森くん。

なんで先輩のときみたいに、、、

.