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クリスマス9 ページ10

タケミっちはボロボロになりながらまた立ち上がった。

千「もういいよタケミチ!マジで死んじまうぞ!」

千冬の言葉に耳を傾けず、大寿君に向かって走った。

そしてタケミっちの右からのパンチが大寿君に当たった。

だが、タケミっちも大寿君から顔面パンチを喰らった。

大「ちっ、痛くも痒くもねぇ・・・」

ドサッ!

大「!?」

大寿君は膝まづいた。

タケミっちはまた立ち上がった。

タ「万が一・・・」

八「タケミチ・・・もう・・・やめろって、」

タ「・・・未来を変えれるなら、命を懸ける価値はあるだろ?八戒・・・頑張ることは辛くねぇよ。一番辛いことは・・・孤独な事だ。」

タケミっちは笑っていた。

タ「なんでも話せよ八戒、オレら友達だろ?」

すると、八戒は泣きながら座り込んで

八「タケミっち、オレを・・・助けてくれ。」

タ「任せろ、八戒。」

『タケミチ、よくやった。オマエはすげーよ!』

するとタケミっちは八戒に

タ「八戒。お前の守りたかったモノ・・・柚葉はオレが守る!」

『タケミチ、オレじゃなくてオレたちな?』

タ「そうですね!」

八「・・・違うんだタケミっち。オレ・・・オレの顔アザ一つねぇだろ?・・・柚葉は、柚葉はボロボロなのに」

三「?」

千「・・・」

『八戒、』

八「守りたかった、家族を・・・柚葉を守りたかった。けど、大寿に逆らう度胸なんてオレにはなかった。」

タ「え?」

八「逆だ・・・オレはずっと守られてきたんだ。・・・あれウソなんだ。」

八戒は泣きながらみんなに打ち明けた。

タ「え?」

八「オレを・・・家族をずっと守ってきたのは柚葉、そしてA君なんだ。」

タ「・・・柚葉、A君?八戒・・・じゃあオマエはずっとずっと守られてきたって事か?守ってきたって言うのは全部ウソなのか!!」

『タケミチ、待ってくれ。』

オレが前に出て話そうとした時、八戒が喋り始めた。

八「オレは柚葉やA君がしてきた事をさも自分がした事のようにオマエらに話した。」

『八戒もうやめろ、』

柚「もう言うな・・・八戒!」

九「若ァー、女に守られてただけでもダセェのに守ってきたなんて嘘どの面下げて言えんだ?」

柚「お前らに関係ねぇだろ!?」

『柚葉、オマエは座っとけ。オレに任せろ。』

柚「A、」

オレはみんなに背を向けるように立った。

『これは、オレが勝手に決めた事だ。八戒と柚葉は何も悪くない。』

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琥珀(プロフ) - 俺やで!さん» コメントありがとうございます!しばらくテストで更新出来ないですが、テストが終わり次第どんどん更新していくので楽しみ待っていてくだされば幸いです!応援のお言葉本当にありがとうございます! (2021年12月1日 23時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
俺やで!(プロフ) - 個人的にはエマが好きなので救済があるのかが楽しみです!これからも更新頑張ってください! (2021年12月1日 22時) (レス) id: 3f83aa0db0 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - 有栖川.さん» 教えて下さりありがとうございます!あまりよくわかっていなかったので教えていただきありがとうございます! (2021年11月15日 21時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
有栖川.(プロフ) - お、りじな、るふ、らぐ、外してください。ルール違反になります (2021年11月15日 21時) (レス) id: f3846b3936 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年11月12日 20時

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