黒龍7 ページ40
それからオレたちは大寿君のところに着いた。
目の前のソファーに大寿君、机を挟んで反対側のソファーにオレと三ツ谷が座った。
大寿君の後ろにはココ君とイヌピー君が立っていた。
オレたちの後ろには八戒、千冬、タケミっちが立っている。
三｢初めましてだね大寿君。｣
大｢テメェがウチの弟たぶらかしてる三ツ谷か！それにAまでよぉ。｣
三｢ずいぶんな言い方っすね。｣
『この前ぶりっすね。』
大｢殺すぞテメェ。で？話ってなんだよ？手短に言えよ？｣
三｢八戒は黒龍に渡す。金輪際関わらねぇ。｣
大｢!?｣
タ｢え!?三ツ谷君、それ話違くないっすか!?｣
『タケミチ、今は黙っててくれ。』
大｢ハハ、おもしれぇな。それを止めに来たんじゃねぇのか!?｣
三｢その代わり柚葉を解放しろ。｣
『･･･。』
八｢!?｣
タ｢え!?｣
八｢タカちゃん･･･なんでそれを？｣
三｢大寿君。柚葉になんかさせてんな？八戒はずっと柚葉を守ってきた。兄貴の暴力からな。｣
大｢おもしれぇ冗談だな！｣
三｢八戒はアンタにびびって東卍を抜けるんじゃねぇよ。柚葉を守る為だ。｣
すると大寿君が動き出そうと感じとった俺は三ツ谷の前に出た。
案の定大寿君は殴りかかってきたがオレはそれを受け止めた。
八｢タカちゃん！A君！｣
『相変わらず痛いッスね。』
大｢へー、Aが前に出なくてもオレの拳は当たってなかったな。やるな。｣
三｢もう一度言う！八戒は黒龍に譲る、柚葉は解放しろ！この条件を呑むなら東卍は黒龍に手ぇ出さねぇ。｣
大｢断ったら？｣
三｢全面戦争だ。｣
大｢いーねぇ。和平成立だ！｣
大寿君と三ツ谷は握手を交わした。
大｢まぁオレはDVなんてしてねぇけどよぉ･･･約束してやる。二度と柚葉には手は出さねぇ。｣
そしてオレたちの話し合いは終わった。オレたちは部屋を出ようとした時、
大｢A、お前にはまだ話がある。残っとけ。｣
『わかりました。お前たち先に帰っといてくれ。』
三｢･･･わかった。気おつけろよ。｣
『あぁ。』
そしてアイツらが帰ったのを確認してオレはまたソファーに座り直した。
『それで話ってなんスか？』
大｢オマエも黒龍に来い。｣
『･･･オレは東卍です。それに八戒がそっちに行くならオレは必要ないですよね？なんでそんなにおれを黒龍に入れたがるんですか？』
大｢オマエがいればオレたちはさらにデカくなれる。｣
『アンタはそれが目的か、遠慮しときます。』
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (
レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます！いつも、更新楽しみにしてます！これからも頑張ってください！！ (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただけて私も嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです！コメントありがとうございます！ (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2021年10月22日 21時
