【鬼滅の刃】彩フ刃二願ヒヲ

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「あら、Aちゃんじゃないの！久しぶりね！」

「おぉ！元気だったか？」

「またうちのお店にもよってちょうだいね！」



街のおばさんやおじさんが次々に話しかけてくる。

一時期小銭稼ぎに毎日のようにここに通っていたことがあったけど、本当に久しぶりだな···



私に話しかけてきた人達が、炭を買って行ってくれるので効率がいい

炭治郎たちに協力できているなら来てよかった。



2時間もせずに炭が売り切れてしまったため炭治郎たちが驚いていた。

私も驚いた。




そのあと、お昼を外で食べて、甘味処でお団子をたべる。

私は持ち帰りで5本買った。



家事を任せてしまったお詫びとお礼。

雨音はお団子食べたいって言ってたし、喜んでくれるかな。



「時間も余ったし、かなり売れたから禰豆子とA、なにか買ってやるぞ」

「え、私はいいよお兄ちゃん！Aのおかげでたくさん売れたんだからAに何か買ってあげよう」

『え、いや、私はとくに欲しいものとかないから、花子ちゃんとかお母さんたちになにか買っていってあげよう！？』

「いやいや！もちろん家族にも買っていくけど2人にもなにか買ってやるって！」



お互いに引かないので、街のど真ん中で10分ほど話し合った。



「俺は女の子の欲しいものとかよく分からないけど、街に降りてきた時によくおそろいの髪飾りとか買ってる子をみるなぁ」

「『お、おそろい·····』」



なんだかものすごく憧れる響き·····


私はおもわず禰豆子と顔を見合わせた

その様子を見た炭治郎がにこりと笑い



「よしっ、買ってやるぞ！さぁ行くぞ！」



と元気よく歩き出す

私と禰豆子は苦笑いしながらその後ろについて行った。

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