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私は慌てて駆け寄りかんざしと刀を手に取る

よかった·····

思わずその場に座り込む。

これが無くなっていたら、心が折れていた

まだ弱いな涙が流れる



だが、最終選別は私を休ませてくれる訳もなく。




ドタドタドタと走る音が聞こえてくる。

鬼が··········

音のする方を見ると


あれ?見た事のある色·····

鬼じゃ、ない!?




「猪突猛進!猪突猛進!」



聞き覚えのある掛け声と共に猪頭さんが現れた。

え!?またこの人!?


まぁまたどこかに走り去ってしまうだろう

と、呑気に考えていると、着物の首根っこを捕まれた。




『え?』

「猪突猛進!」



そのまま宙ぶらりんで私は連れさられる。

人攫い!?何事!?



しばらくして私は天に放り投げられた。無茶苦茶だありえない




「やっと見つけた!!お前俺と戦え!!」



いや·····うそでしょ、この猪頭まだそんなこと言ってんのか·····

私は思わず絶句。



猪頭のそいつは、私をびしっと指さして続ける



「お前が俺よりつよいかどうか確かめてやる!俺と戦え!!!」

『さっきからそればっかり!嫌だって言ってるでしょ!』

「なんでだ!!!」

『私は鬼を倒しに来たんだよ·····人と戦ってどうするの·······』

「どうもしねぇ!いいから戦え!」





最終選別.2日目 夕方






昼からずっとこの調子で会話している。



無限に同じ会話をすることになりそうなので、軽く手合わせをしてあげることにした。



私は刀を構える。


もうこの体制から動く気は無い、攻撃せずにずっと防ぐだけだ。

人を傷つけるなんてしたくない·····



「行くぞ!!オラァ!!」



しかし、防ぐばかりでは辛いほど重い攻撃が重なる

べつに防げないことはないが、鬼に注意しながら戦うのは難しい

あれ·····?鬼の色が近づいきてる··········!?



色に反応し、剣がぶれる

そしてそのブレた剣は思わぬ軌道を描いて猪頭さんに当たってしまった。



『え·····』

「っ·····てめぇ!」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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結葉(プロフ) - ねむるさん» コメントありがとうございます!髪飾りの設定は私も気に入っているので使っていきたいなぁとおもってます〜!情報ありがとうございます!すごく助かります!!! (2019年8月24日 16時) (レス) id: 7cf9ebc6d4 (このIDを非表示/違反報告)
ねむる(プロフ) - 禰豆子とお揃いの髪飾りつけてるって設定めちゃくちゃエモいです......余談ですが助けてくれた男の人()多分13歳に最終選別受けて鬼殺隊に入ったと思います! (2019年8月24日 15時) (レス) id: f070b83cbf (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» ありがとうございます!すごくうれしいです!がんばります! (2019年8月24日 14時) (レス) id: 7cf9ebc6d4 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話読ませていただきました!とっても素敵で、読みやすいです!これからも体調に気をつけて更新頑張ってください!応援しています! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
結葉(プロフ) - ユキさん» いつも来てくれてありがとう!鬼滅は設定が楽しいぶん細かいから設定ミス多くて死にそうだよ(((( とりあえずがんばる! (2019年8月24日 10時) (レス) id: 7cf9ebc6d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:結葉 | 作成日時:2019年8月24日 3時

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