【鬼滅の刃】彩フ刃二願ヒヲ

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「Aお姉ちゃん！おはよう！いい匂い〜」

「おはよー。腹減った·····」

『琴乃も次郎もおはよう、もう少しでご飯できるよ〜、お皿の用意してくれる？』

「わかったー！」




琴乃はこくりと頷いた。

この子は特に明るく、元気いっぱい。

しっかりものだから、いたずらっ子な次郎を叱り付けてくれる強い味方だ。

琴乃は赤く元気な色が視える。それだけじゃなくて、すごく優しく思いやりの色もある

とてもいい子だ



琴乃も優太朗も8、9歳とは思えないくらい大人びている。



次郎は年相応(8歳)と言った感じ。

色もころころかわる、それも子供らしくて良い。





再び料理に取り掛かろうとして、ふと気づいた。

あれ？雨音が起きてこない·····？



雨音はここの子供たちの中で1番歳が下の7歳。

すこし病弱なで、甘えん坊

いつも私にくっついて回る可愛らしい子だ。



雨音から視える色は切なく、苦しい·····

たったの7歳の子にかけられた負担が目に視える

だからいつも心配で目が離せない。



『おーい、優太朗。雨音はどうしてる？』

「あ、まだ寝てるかも·····」

「やーい！雨音のねぼすけ！！！」

「こら！そういうこと言わないの！」



今日も騒がしいな、と私が苦笑いを浮かべると丁度雨音が起きてきた。





「·····おはよう」

『おはよう、顔色が悪いけど·····大丈夫？』

「うん、少し眠かっただけ·····」




雨音は眠そうに目を擦る

私は、手ぬぐいで濡れた手を拭いてから雨音の頭を撫でた



『ちゃんと起きれて偉いね、もう少しでご飯できるから、座っているといいよ』

「うん！」



雨音はこくりと頷き居間へ歩いていった。

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