遠目にいる君は (ページ28)

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年末の歌謡祭本番

楽屋

(人1)「ふー緊張する、、」

今は、ジェノくんとビニオッパは

自分たちのグループの楽屋にいるから

誰もいなくて寂しいけど

自分の気持ちと向き合えるから

逆に良いかも

ふー、、大丈夫かな、歌も歌うし

初めて歌うわけで、、

オープニングを3人で歌うことなったから

より緊張、、

大丈夫、大丈夫

コンコン/

「はーい」

JN「よっ、」

「わ、じぇ、ジェノくん、、」

「ジェノくん、こないだ、、

送ってくれてありがと、それに

いろいろ買ってくれてありがと、助かった」

ジェノくんの顔見れない、、

目あったら、、、死んじゃうよおお

かっこよすぎて、、

JN「うん、なんで、そんな下向いてるの、、？

大丈夫、？なんかあった、？」

「ううん、ちょっとね！」

JN「じゃあ、今日はよろしくね！」

と手を出してきたジェノくん

「うん、よろしくね」

と握り返すと

「ひぇ、？」

ジェノくんの胸の中にすっぽり

収まっていた

JN「大丈夫、うまくいくよ」

と言ってくれた

大舞台からの緊張での

わたしの手の震えに気付いてた

優しいな、、ジェノくん

好きです、

心の中でつぶやいた