検索窓
今日:2 hit、昨日:31 hit、合計:21,625 hit

(6) ページ40

うーん……そっか

前世だったら独り身だったからどこに行くのも自由だったんだけど、今はお母さんがいるからなぁ……

アムル(お兄ちゃん)もどうしようとか全然考えてなかったし、簡単に旅に出るなんて言わない方がいいのかも……








私が机の上でキュッと拳を握りしめると、空が自分の手を私の手に添えて微笑む



















空「大丈夫。エリカが旅に出れるようになるまで、待ってるから」

『!』



















空が目を細めて優しく笑ってくれた

私は驚きと嬉しさでつい泣き出しそうになってしまう

けれどキュッと涙が出るのを堪え、私も空に笑って『ありがとう』と言った








そしてアンバーと共にリラックスした食事タイムを楽しんだ……

パイモンは運ばれてきたニンジンとお肉のハニーソテーを食べると頬に手を添えてとろけそうだった



















パ「うーん———美味しい!さすがアンバーがおすすめするだけあって、
  期待通りだな」

ア「当然だよ、料理の腕にはあまり自信ないけど、舌に自信はあるからね!」



















アンバーは胸に手を当てて自慢げに言った

そんなアンバーに私と空はクスリと笑ってしまう

するとアンバーはハッとして少し焦ったような表情になった



















ア「あ、そうだ、伝え忘れるとこだった……ジンさんが大聖堂で待ってる
  って、天空のライアーのことみたい……早く行った方がいいかも」

『!』

空「わかった、ありがとう」



















空は口を軽く拭いて席を立った

私はつい反射的に空の服を掴んだ



















空「エリカ?」

『あっ……えっと……何でもない……気をつけてね……』

空「?、うん」



















私が変な態度を取ると、空は不思議に思いつつそのままパイモンと共に
ライアーを持って大聖堂へ向かった

私の心の中には葛藤と迷いが渦巻いていた










ウェンティの神の心……

淑女の奪取を防ぐべきか、それともここはストーリーに沿って見送るべきか……

でも、どうせウェンティは空に璃月についてを教えるよね

6話→←(5)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
139人がお気に入り
設定タグ:原神 , 転生 , 超能力
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆっきーぷ(プロフ) - 夜空ゆーたおさん» ありがとうございます!ゆっくり更新頑張っていきたいと思います (8月7日 7時) (レス) id: 1b467a5c26 (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみです! (8月7日 3時) (レス) @page10 id: 9a1d60d013 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2023年7月30日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。