64. 呑気なやつ ページ17
それから暫く経って、俺と金田一は1軍に上がった。
2軍の先輩たちの言っていた通り、1軍にはちゃんと休憩時間にスポドリがある。
桃「国見君、金田一君、スポドリの味どう？大丈夫そう？」
休憩時間に話しかけてくる、マネージャーの優木さん。
金「あ、えと、大丈夫ですよ」
金田一がそう答え、俺もそれに便乗して頷く。
あの先輩とは、あまり話したくない。
てか、空気的に優木さんがスポドリを作ったことになってるみたいだけど、この味……絶対若葉が作ってる。
中学校で3年間飲んでたんだ、分からないわけがない。
だから、金田一も若干戸惑って見える。
てか、若葉のヤツ、どこにいんのさ。
アイツのことだから、このことに絶対気づいてないだろ。
そんな考えから、俺は次の日、トイレに行くと言って練習をサボって若葉の様子を見に行った。
もう少しで休憩時間だ。
本来なら、マネージャーはスポドリを作っている時間。
でも、目の前の水道で作っているのは、若葉1人だけだった。
は？優木さんは？なんでアイツ1人なんだ？
しかも、嫌がっている様子もないし。
相変わらず、呑気なやつ。
すると、パタパタと足音が近づいてきた。
俺は、反射的に壁の後ろに隠れる。
桃「あ、若葉ちゃん。こっちもう仕事終わったから、これ運んどくね！」
足音の正体は、優木さんだったらしい。
てか、理由が最もすぎるな。役割分担でもしたのか？
でも、マネージャーの仕事って、そんなにたくさんあったっけ？
貴「はい！ありがとうございます！」
若葉の声で分かった。
コイツ、気づいてないな……。
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uefHYEIGisXCsvG(プロフ) - 優木さんの気持ち、よく分かる。世の中ってすごく不公平だよね。私は優木さんにちょっと感情移入しちゃうとこあるな〜 (2020年12月18日 16時) (
レス) id: 4cefab5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
朱夏(プロフ) - 77話神です！好きです！頑張ってください！(o^^o) (2018年9月19日 0時) (レス) id: ba5d47934d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あやな(プロフ) - これヤバイね。(￣▽￣;)優木ちゃんドンマイ(´▽σ｀)σ♪ (2018年9月14日 5時) (レス) id: 94765e7d31 (このIDを非表示/違反報告)
*マル* - 修羅場で優木先輩やっちゃった(^O^) おわたー (2018年9月14日 3時) (レス) id: 30b0dac975 (このIDを非表示/違反報告)
あゆか(プロフ) - 修羅場！！若葉ちゃんがんばれー！！ (2018年9月12日 19時) (レス) id: fb58e16ee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くれは*
| 作成日時：2018年8月25日 16時
