【HQ】鈍感少女 vs 嘘つき少女

49. 今のフラグ ページ2

国「とにかく、退部したら毎日塩キャラメルをカツアゲしに行くから」

貴「国見の鬼畜……」


その無気力顔でカツアゲとか言わないでよ、矛盾してるし。


金「てか、お前大丈夫なのかよ？
岩泉さんと一緒に住んでるんだろ？」


なんか金田一の言い方だと同居してるみたいだけど、同居じゃないからね？

分かってると思うけど、私が居候してるだけだからね？


貴「どうなんだろ？でも、すぐに出てけってことにはなんないと思うよ」

金「いや、出てけは流石にまずいだろ……」

国「てか、今のフラグ……」


あ、ほんとだ……。
何してくれてんだ、らっきょめ←


貴「まあ、何かあったら金田一か国見の家に行くし」

国「えー」

貴「あ、嫌なら金田一の家行くからいいよ」

国「いや、そうじゃなくて。うるさそ、と思ってさ」


失礼だな！うるさくはないわ！


国「それか、馬鹿発動しそう」


馬鹿って発動するもんだったっけ？まあ、いいや。

話している時間っていうのは、意外にも早いもので、もう目の前には私の家。


貴「じゃあ、また明日ね」

国「朝練遅れんなよ」

貴「そっくりそのまま返すわ！
金田一、頼んだ！」

金「おう！」


2人が手を振る。金田一は大きく、国見は控えめに。

私もそれに思わず笑顔になって、2人に手を振り返した。

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