144. ガチ告白だ！ ページ2
轟「緑谷、今日一緒に昼いいか？」
緑「え、うん。大丈夫だけど……水無月さんとまた何かあった？」
昼休み、緑谷をお昼に誘った轟は1人だった。
今までに気まずい雰囲気になった時、轟はAから距離を取る。
何度かそうなったことがあるため、緑谷は今回も何かあったのかと思ってしまったのだ。
しかし、轟は首をフルフル振った。
轟「今日は水無月は用事だ。朝、手紙で誰かに呼び出されてた。多分……告白だと思う」
緑「こ、こここ告白!?」
緑谷の声が裏返り、教室に響く。
その声で、皆が一斉に2人に注目した。
切「なんだ、告白って!?」
耳「もしかしてAが？」
耳郎に轟は頷いた。
轟「朝、下駄箱に手紙があった。屋上前の階段まで来いって」
芦「うおお！ガチだ！ガチ告白だ！」
芦戸が、興奮した様子で両腕をブンブン振る。
上「てか轟、それ気になんねえのかよ？まあ、水無月はそういうの断りそうだけど」
葉「誰かも分からないのに、よくAちゃん1人で行ったよね……」
気にならないわけがない。
本当は、屋上前の階段まで一緒に行きたかった。
しかし、それを表に出すことが出来ず、轟はそのままAを送り出してしまったのだ。
手紙を下駄箱に入れた人が悪い人だとは思いたくない。
しかし、誰だかも分からないまま1人で行かせることに、轟は少し抵抗があった。
もし襲われたどうするのだろうか？
Aは、峰田にも簡単について行ってしまうほど、危機察知能力が低い。
でも行ったところで邪魔するわけにも行かず、轟は、ただただAが無事に戻ってくることを祈っていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
轟推し - とても感動して、目から涙がこぼれました。これからも、がんばってください！ (2020年5月9日 3時) (
レス) id: 465ea38479 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン - 続きがとても気になる!!!! 更新頑張ってください! 楽しみにしてます。 (2019年8月22日 11時) (レス) id: 0dcad5eff6 (このIDを非表示/違反報告)
のまーん(プロフ) - きゃーっ！キマシタワー！破壊力パネェ！ (2019年8月19日 19時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
日向夏 - 轟くんカッコいい！いつもドキドキしながら読ませていただいてます。毎日更新ありがとうございます！これからも頑張ってください。応援しています。 (2019年8月12日 22時) (レス) id: 687d110e3e (このIDを非表示/違反報告)
漓娜(プロフ) - ああ、、、好き… (2019年8月10日 2時) (レス) id: 47b69fc756 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
