にじゅう ページ21
＿＿＿
『え、っとその…こ、交際って、…』
「メイドから確かにそう聞いたのだけど」
違うのかと逆に不思議そうな顔で返されてしまった…(恐れていた事が…)
「はっ、今更そんな話かよ」
そしてさも当然だというように返答するヒロト…
「…ヒロト。交際は勝手だけれどAにあまり迷惑をかけないで欲しいの。そして貴方は永世のサッカー部員でもある事を忘れないで」
『…瞳子ちゃんっ、私は大丈夫だから』
(そんな言い方…)
「へいへい、了解しました〜カントクサン」
「A、申し訳無いけどこれからもヒロトの事よろしくね」
『りょ、了解です…』
流れで返事をしてしまいチラリとヒロトの顔を伺ったが何故か満足そうに笑っていた(いやこれって益々誤解されただけなんじゃ…)
「話は済んだなら行くぞ、A」
振り返ると既に瞳子ちゃんの姿はなかった。
＿＿＿
『なんか益々話広がっちゃったけど…』
「だから言わせとけ、好都合だろ」
(なんかこの会話前にもあったような…)
いつもの様にベッドに座るとヒロトがそのままスっと横に腰にかけてくる(ち、近い)
『でも、…ヒロトはそれでいいの、？』
「…またその質問かよ」
同じ回答しか返ってこないと分かっているのに、また同じ様な質問をしてしまう自分に嫌気がさした。
『…だって』
てっきり前回の様に恋とか興味無いと言われると思ったのに＿＿
「＿＿だったら本当にオレの女になればいーだろ」
あろうことかヒロトは私の手に自分の手を重ねるとぐっと顔を近づけてそう言ってきた＿
『…！！ それって…』
あまりの唐突な発言と行動に一気に顔中に熱が集まる
「意味、分かってんだろ。…嫌なら突き飛ばせ」
真剣な顔ではっきりそう言われ私は身動きが取れない。いや取ろうとは思わなかった(ヒロトが、好きだから)
身動きを取らない私にヒロトは一瞬驚いたように目を見開いたがすぐにまた真剣な顔に戻ると私にさらに顔を近づけてくる、
(握られた手が、震えてる…緊張、してるの？)
恥ずかしくなりぎゅ、と目をつぶると
ふわり、とヒロトの香りがして
＿＿ほんの一瞬、優しくヒロトの唇が私の唇に触れた
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マルコス - ヒロトイケメンすぎる////////さらに惚れたわ////////作者さんに感謝m(__)m更新頑張ってください!!!! (2018年12月15日 12時) (
レス) id: 6de33aab01 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク - めっちゃおもしろい！ヒロトかっこよすぎ！！更新頑張って下さいー！！！ (2018年12月1日 23時) (レス) id: f31aecc51b (このIDを非表示/違反報告)
玲花(プロフ) - はづき☆さん» コメントありがとうございます…！励みになります！更新頑張ります*:･:*:･ (2018年11月12日 20時) (レス) id: ff28bf8991 (このIDを非表示/違反報告)
玲花(プロフ) - りっかさん» 何回も読んでくださってるのですか(；；)ありがとうございます！嬉しいです(；_；)頑張ります！！ (2018年11月12日 20時) (レス) id: ff28bf8991 (このIDを非表示/違反報告)
玲花(プロフ) - 五瀬希林さん» 楽しんで頂けたなら何よりです！(*´ω`*) (2018年11月12日 20時) (レス) id: ff28bf8991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲花 | 作成日時：2018年10月29日 2時
