潮騒 ページ30
Aside
SK｢うわぁ〜綺麗。｣
HW｢どう？釜山の海は。｣
｢…綺麗。｣
私たち3人は釜山に来ている。
もともとはへウォンオンニが
クラオンニを誘って2人で行く予定だったらしい。
｢誘ってくれてありがとうこざいます。｣
SK｢たまにはゆっくりと澄んだ空気を吸わないと。｣
きっと私のことを心配して2人は誘ってくれた。
HW｢人生色々あるけど広い海を見てると
私…ちっぽけだなぁって思うよね。｣
本当にその通りだ。
SK｢ちっぽけでも必死に悩んじゃう。｣
HW｢悩んで答えを出して間違って後悔して
いつになったら正解にたどり着けるかな笑｣
人それぞれ抱える悩みの種は異なる。
あの人よりも私の方が辛い。
私よりもあの人の方が。
悩みの重さや不安の大きさを
比べることなんか出来ないのに
私たちはどうしても他人を気にしてしまう。
私はちゃんと大人になれるのだろうか。
SK｢A。｣
｢……はい。｣
SK｢実は私も大きな決断をしようと思ってる。｣
決断とは一体なんだろう。
SK｢日本でファンの皆さんの前に久しぶりに立つ
ステージの上で卒業発表をすることにした。｣
｢卒業…ですか？｣
きっと色んな意見がある。
日本で待ち続けていた人もたくさんいるはず。
おめでとうと言うには時間が必要な人もいると思う。
それだけクラオンニが愛されてるということだ。
SK｢ずっと前から考えてはいたけど
なかなか覚悟を決められなかった。｣
海を見つめるクラオンニの横顔を見つめる。
綺麗な横顔に迷いは見えない。
SK｢でも…Aが強い覚悟を持ってることを
知って私も頑張ろうって思えた。｣
HW｢Aは自分で思ってるより
私たちに良い影響を与えてくれてるよ。｣
SK｢Aが背中を押してくれた……ありがとう。｣
深く息を吸って目を閉じる。
潮風の良い匂い。
心地よい波の音。
息を吐くと同時に目を開けると綺麗な海が見えた。
HW｢よし！お腹空いた！｣
SK｢ご飯！ご飯！｣
｢あぁ〜！ちょっと！｣
手を引かれ海辺を走る。
HW｢クラ〜！A〜！愛してる！｣
SK｢私も愛してる〜！｣
私にはこんなにも優しくて頼もしいオンニ達がいる。
暑い日差しに照らされながら浜辺を走り続けた。
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PON2(プロフ) - たかなさん» リクエストありがとうございます！考えている話の流れに挟んでいけるように書いてみます！詳しく書いてくださってありがとうございます！ (2021年7月13日 18時) (
レス) id: 01a0b8ea70 (このIDを非表示/違反報告)
たかな - ユルイェンが大喧嘩してそれが長引いてしまってから仲直りするまでを見てみたいです！わかりづらくてすみません！できたらでいいのでよろしくお願いします！ (2021年7月8日 22時) (レス) id: f7fad5c875 (このIDを非表示/違反報告)
WOOMA - Monochromeの続きでウリムズの裏的なやつお願いします (2021年5月20日 12時) (レス) id: 9c7a20dfdd (このIDを非表示/違反報告)
shirube_1117(プロフ) - サムイェンと、チョユリズとかですね、 (2021年5月6日 5時) (レス) id: 92f9b66f4f (このIDを非表示/違反報告)
mayuみ(プロフ) - ユルイェンサムイェンチョユリズ！！！ (2021年5月6日 0時) (レス) id: 3b78d620c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PON2 | 作成日時：2021年4月5日 14時
