ダイヤ ページ32
どれだけ必死に訴えたんだろう
受け止めてもらえないその気持ちに絶望しかけた時
翔君が目元を片手で隠して大きくため息をついてうなだれた
その姿にさらに絶望だった
大好きな人をこんなにも困らせている事
翔君がそれを許すはずなんてないじゃん
あり得ないことをしようとしてるんだもん
しんと静まり返る部屋に時計の音だけが妙にうるさく響く
｢困らせてごめん
........もういいいから｣
その場を去ろうとした瞬間
強くつかまれた腕
｢............｣
｢............｣
見つめあったままの沈黙
｢逃げる?｣
何かをあきらめたような、だけどそれだけでは無くて
すごく力のこもった目だった
｢え｣
｢一緒に｣
｢いい..の？｣
頬に触れた手
｢綺麗な終わり方なんてできないかも知れない｣
｢終わり方...｣
｢Aが今ここにいるのが夢じゃないとしたら
逃げ切れるはず何てないし終わりなんていつか来る
始まる時からもう地上にいないのと一緒
それでもまだ一緒に堕ちていける？｣
｢堕ちる....｣
「怖い？」
「.........翔君は？」
「Aを受け入れた時点で怖さなんてないよ
この先の生活がすべて闇に包まれていたとしも
その闇から俺が守ってやる
これから刻んでいく時間の中に俺がこのダイヤみたいな輝きを
飾ってあげる」
私の手を取り
静かに指輪を撫でた
その言葉がどれだけ深いものか
思い知らされる
これは楽しい始まりなんかではない
それでも
二人ならどこまでも堕ちていける
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mahiru(プロフ) - ☆さわ☆さん» 殴って欲しいの？ドMね♪おっしゃいったるでー。遅いんだよぅぉぅぉぅぉぅ(っ`Д´)≡⊃)*3*).･;'∴ﾄﾞﾋﾞｼ (2016年9月20日 19時) (
レス) id: 4f10843d37 (このIDを非表示/違反報告)
☆さわ☆(プロフ) - さくらいすさん» だろうねだろうね！！わたしもローリングデイズでなんですの・？手なって自分の作品読み返すというね事態に陥りましたよ笑 おぼえててくれてありがとうです☆ (2016年9月20日 16時) (レス) id: fc5a26cd42 (このIDを非表示/違反報告)
☆さわ☆(プロフ) - 櫻さとみんさん» 休みがたまってる中にかけかけ作戦☆大切なお時間にのぞいてくれてありがとう☆ (2016年9月20日 16時) (レス) id: fc5a26cd42 (このIDを非表示/違反報告)
☆さわ☆(プロフ) - くぅ♪さん» くぅ♪さん切ないのがお好きか？いっしょですねー♪ (2016年9月20日 16時) (レス) id: fc5a26cd42 (このIDを非表示/違反報告)
☆さわ☆(プロフ) - ことぶきさん» 時差ありでも全然いいよぉ来ていただけてうれしいよー月9ただいま停滞中笑 (2016年9月20日 16時) (レス) id: fc5a26cd42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さわ
| 作成日時：2016年6月20日 23時
