メンバー ページ20
しばらくして扉が開くと
髪も衣装もバッチリ決まった
大野さんが入ってきた
「....Aちゃん
なんで？」
「っえ？！
あー、えっと..
マネージャーさんが...,」
「へ？
行けって？」
拗ねてたっていってたのは、
ホントかどうかよくわからないから
取り合えずご要望でも？
って聞いてみる
他のメンバーさんいるしね...
「はい。
あの..
何かご要望とかありましたか？？
時間が会えば打ち合わせに
参加されたかったと聞いたんですけど」
「え？なに？
リーダーそんなヤル気満々なんすか？？
ワザワザ打ち合わせに参加したいほど？」
二宮さんが面白そうに
茶化す
「んー！ホントだ！どした？
リーダー珍しい！」
「お前らうるさいよ
休憩してくるわ
行こAちゃん送る」
って腕を引っ張るから
「え？あ、はい。
失礼しました！！」
「あれ？なんか、
リーダーーー！！
えっ？もしかしてヒューヒュー？？
ウヒャ」
「やめなさいよ(笑)」
ゲームをピコピコしたまま
二宮さんの口許が面白そうに笑う
ヤバイ
なにか掴まれたかんじ..
「うるせー
ほら行こ」
ってまたグイッて手を引っ張られる
廊下に出ると
「帰んの？」
って
「えっとだから何か、
ご要望があれば聞きに！」
一応そういうと
振り返って
「んなの、無いのわかってんでしょ？」
って笑うと
エレベーターには乗らず
1つの扉を開けた
え？
「屋上。たばこ吸いに行くから付き合って？」
「っえ！ヤですよ」
「全力でいやがんなくてもいいじゃん(笑)
つれないね〜
ちょっと。ね？」
だからね
強引なんだった。この人は..
結局腕をぐいぐい引っ張って
ワザワザ階段を使って屋上に
扉を開ければ
パーっと広がる青い空
二人掛けのベンチが２つ
手を引かれたまんま
二人でベンチに腰かける
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作者名：さわ
| 作成日時：2015年3月21日 0時
