事件file_12 ページ13
『それじゃあ、親不孝者はそろそろ帰りますかね』
ベル｢そう…
ねぇ、一つだけ聞かせて｣
『何？』
ベル｢もし、あの件の犯人が貴方だってバレたらどうするつもり？｣
『…バレたら………』
ベル｢まさか考えてなかったの？｣
それは考えていなかった
私は先輩から暴かれることだけをわくわくして待っているのだけれど、いざ私が犯人だと名指しされたときのことは考えたこともなかった
ベル｢貴方ねぇ…
いざという時は私とくる？｣
『組織に入れってこと？』
ベル｢それは嫌ね
私なら匿ってあげるわよ
アメリカで羽を伸ばしましょ｣
『それは、いいね
お願いしちゃおっかな』
敵だけど、クリスのことは幼いころから大好きだった
なんだかんだ面倒見がいいお姉さん
演技がとても上手い女優さん
時々、危うい雰囲気を纏う真っ黒な女性
惹かれないわけがなかった
昔はそんな彼女に憧れて演技を学んだこともある
悪い人だと知った時は、正直寝込んだけど
『じゃあ、行くよ』
ベル｢えぇ｣
『またね、クリス』
ベル｢気をつけて｣
それから、私はとあるアパートに向かった
私とベルモットが接触すると知っている人物のもとへ
仮住まいだって言っていたのに、とても立派なマンションでこれだから金持ちは、と思ってしまう
『あ、降谷さん？
エントランスに着いたよ』
降谷｢あぁ、今開ける｣
『後付けられてたら大変だけど、マンションでよかったの？』
降谷｢もうすぐ解約するから大丈夫だ｣
これだから金持ちは
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来世は美少女（改）(プロフ) - ウルさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！楽しんで頂けるよう早めの更新を目指して頑張りますね！ (5月18日 0時) (
レス) id: e865d6b048 (このIDを非表示/違反報告)
ウル - 応援してます! (2023年5月5日 1時) (レス) @page25 id: ec66583caa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来世は美少女（改） | 作成日時：2021年9月3日 5時
