転生美少女は媚びへつらって生きる。２ [鬼滅の刃]

匂いと嫉妬３ ページ38

宇髄さんは妙に真剣な顔をしている。


そんなに匂い気になった？

もしかして童磨さんから貰ったのつけすぎてたかな。





『香袋の匂いですかね…臭いですか？』




宇髄「いや、ちげーけど。

お前、前までそんなの持ってなかっただろ。」





『ああ、貰ったんです。』





宇髄「…誰に。」





流石に童磨さんって言うのはまずいよね…？




『友達です。』




宇髄「男？」




『？、まぁはい。』




宇髄「ふーん。」




そう言うと、宇髄さんはそっぽ向いた。





え？なんか宇髄不機嫌じゃない？




どうしたんですか情緒が不安定ですね。






『なんか怒ってます？』




宇髄「別に。」




『……怒ってるじゃないですか。』





口を尖らせて、なんか子供みたい。



なんかイケメンて何やっても絵になんの腹立つんだけど。



宇髄「俺はその匂い好きじゃない。」





えっ。

童磨さんに失礼だぞそれは！





『じゃあ、宇髄さんの前ではつけないようにしますね。』




宇髄「ん。」






匂い問題は解決し、再び宇髄さんは私に向き直る。

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