転生美少女は媚びへつらって生きる。[鬼滅の刃]

甘露寺蜜璃３ ページ47

『他の方の"迷惑"となっておりますので、お静かにお願い致します。』




男1「はぁ？俺らは客だぞ。」

男2「お前何様だよ。」




こっちのセリフだっつーの！

意地が悪すぎるでしょこの人たち！！






『聞こえませんでしたか？お静かにお願い致します。』



男1「女のくせに調子乗ってんなよテメェ！」


男2「ははっ、女、このままだと恥ずかしい目にあうぜ。」





何こいつら。まさか私一人相手に手ぇ出す気？

頭おかしいほんとに！！大人気ないにも程があるわ！






『いい加減お気づきになってください。こんなところで声を荒らげている貴方達が一番恥ずかしいです。』





私が男の言葉に物怖じせず反論すると、

周りからはクスクスと男たちを笑う声が聞こえてきた。




いつの間にか店中の注目が集まっていたのだ。





男たちもそれに気づく。





男2「な、なんだよ。どいつもこいつも調子に乗りやがって。」


男1「おい、早く出るぞ。」




焦った様子で出ていこうとする二人に向かって言葉を放つ。





『ああ、それとお客様。』





私の言葉にピクリと動きが止まる。

先程の威勢はどこに行ったのか。今は気まづそうに目を泳がせている。






『私たちから見ても、貴方みたいな男は願い下げです。』




男1.2「「！」」





男たちは恥ずかしさにみるみる顔を赤くし、走って店を出ていった。

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