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家に帰ると、「身体冷えてんだろ、まずシャワー。」と促され、私は先にお風呂に入った。
今日は、春千夜さんが全部ご飯を作ってくれたらしい。

お風呂から上がり、ドライヤーを済ませる頃には、美味しそうな匂いが漂っていた。


『わぁ……美味しそう!』

三途「当たり前だろ、さっさと食べるぞ。」

『はい!……いただきます。』

三途「ん。」


二人でご飯を食べるのは、今日で何回目だったっけ。


三途「さっきの事だけど………お前誘拐されそうになってなかったか?」


男たちは、確かに私を引っ張って、どこかに連れて行こうとしてた。


『誘拐……なのか分からないけど……でも私、あの人たち知ってます。』

三途「は!?知り合い!?」

『あ、いや、そうゆうのじゃなくて…』


私はご飯を食べながら、春千夜さんに説明した。


『実は、少し前に、私の働いているキャバクラが襲撃されたんです。店を襲って来たのが、あの男たちでした。』


薄らと記憶を辿る。
春千夜さんは黙って聞いていた。


『でも、その時は大丈夫だったんです…その、店に……灰谷さんたちが居たから。』


言おうかどうか迷ったけど、でも言うべきだと思った。


三途「……は?」


春千夜さんの顔が明らかに曇る。


三途「灰谷って……」

『蘭さんと竜胆さんです。ウチの経営者の人です。』


目が見開かれた。


『蘭さんと竜胆さんが、男たちをコテンパンにやっつけてくれて、それ以来何も無かったんですけど…』


まさか、標的が私に来るとは思っていなかったな。


三途「………チッ」


春千夜さんは苛立ったように頭を抱えた。


『あ、あの…』

三途「どーせ、お前を人質にでもとって灰谷になんかしてやろうって魂胆だったんだろ。」


人質……
その物騒な言葉に、改めてここが東リべの世界で、この人たちは反社会組織なのだと思わされた。


三途「クソが……なんでちゃんと始末しておかなかったんだ………それのせいでこいつが……。てかアイツらのお気に入りってコイツのことかよ…!」


春千夜さんは灰谷さんたちに腹を立てているようだった。

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名無し43687号(プロフ) - この作品が好きで何度も読み返していたのですが先程プリ小説と言うアプリで主様の作品と凄く似ている作品を見かけました主様はこのアプリ以外でこの作品と同じものを書いたりしていますかт т (9月19日 21時) (レス) id: 2b8f1abd53 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 桔梗さん» ツイステに留まらずこの作品も読んでいただきありがとうございます!作者として認知頂けるの嬉しいです…泣。更新頑張ります! (2022年2月15日 23時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - めちゃくちゃ面白い作品誰が書いてらっしゃるんだろあと思ったらfull.様じゃないですか!驚きました!この作品もすごく面白いです!さすがとしか言いようがない、、!これからも更新楽しみに待ってます! (2022年2月15日 2時) (レス) @page40 id: cf40087a4e (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 彼方さん» 彼方さんありがとうございます!!もっと楽しんでいただけるよう更新頑張ります! (2022年2月14日 18時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
彼方 - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年2月14日 16時) (レス) id: 753b80d584 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2022年2月11日 22時

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