夜道に注意 ページ46
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『はぁ〜今日も疲れた〜！』
仕事終わりの帰り道。
一人でグイと背伸びをする。
『今日のご飯何にしよっかなぁ。』
なんて独り言を呟きながら歩いていると、なんだか違和感を感じた。
((コツコツ))
((スタスタ))
先程からずっと、私のハイヒールの音に合わせて足音が聞こえる。
この辺はお店もそこそこあるから夜中でも人が居るのは不思議ではないんだけれど。
((コツコツ))
((スタスタ))
やっぱりつけられている気がする。
『(考えすぎかな……でも、夜道に一人歩きだし…)』
私は走ることを決意した。
勘違いであったならそれでいい。何かあってからでは遅い。
((タタッ))
『！』
私が走るのに合わせて後ろの人も追いかけてくる。
『(ど、どうしよ……やっぱりつけられてた！)』
急いで走ってみるものの、ハイヒールでは上手く進めない。
しかも、この先進んでもどんどん該当は少なくなっていくだけだ。
『ﾊｧｯ……ﾊｧｯ……！』
((タッタッタッ))
足音はどんどん近くなる。
家までまだ距離がある。
何処か人通りの多いところを目指して走る。
『だ、誰かっ…！』
((ガシッ))
『きゃっ！！』
声を出したその瞬間、追いつかれて腕を掴まれた。
男1「お前だよなぁ……灰谷のお気に入り。」
『…え……？』
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三途春千夜side
「……遅せぇなぁアイツ、何やってんだよ。」
Aの家の前で待ち伏せること数十分。
いつまで経ってもAは帰って来ない。
「いつもはこの時間には帰ってんのになぁ。」
そうポツリと呟くと、嫌な予感が胸を過った。
「………まさか、襲われたりしてねぇよな。」
辺りを見渡せば、暗い夜道。
いくらお店はあったとしても、ひとつ裏に入れば人通りは少なくなる。
「………ﾁｯ」
俺はAを迎えに行ってやる事にした。
「はぁ、店聞いときゃ良かった。確かこっちの方からいつも来てるよな？」
手探り状態だったが、進む。
何かあってからでは遅いから。
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名無し43687号(プロフ) - この作品が好きで何度も読み返していたのですが先程プリ小説と言うアプリで主様の作品と凄く似ている作品を見かけました主様はこのアプリ以外でこの作品と同じものを書いたりしていますかт т (9月19日 21時) (
レス) id: 2b8f1abd53 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 桔梗さん» ツイステに留まらずこの作品も読んでいただきありがとうございます！作者として認知頂けるの嬉しいです…泣。更新頑張ります！ (2022年2月15日 23時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - めちゃくちゃ面白い作品誰が書いてらっしゃるんだろあと思ったらfull．様じゃないですか！驚きました！この作品もすごく面白いです！さすがとしか言いようがない、、！これからも更新楽しみに待ってます！ (2022年2月15日 2時) (レス) @page40 id: cf40087a4e (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - 彼方さん» 彼方さんありがとうございます！！もっと楽しんでいただけるよう更新頑張ります！ (2022年2月14日 18時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
彼方 - おもろかったです!更新を楽しみにしてます(*^ ^*)頑張ってください♪ (2022年2月14日 16時) (レス) id: 753b80d584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2022年2月11日 22時
