検索窓
今日:50 hit、昨日:134 hit、合計:145,882 hit

第72羽 ページ26

.



『終わりました〜!』

「ふふ、お疲れ様です。」

『昴さん、本当にありがとうございます!』

「いえいえ。このレポート…提出日がもう少し先ですね?かなり急いでるように見えたのですが…」

資料でかなり散らかしてしまったテーブルの上を2人で片付けながら話す。

『ああ、実は来週パーティーに参加する予定なんです。』

「ほう?」

『友達のお父様が、レッドダイヤモンドっていう宝石の展示を記念したパーティーを開くらしくて。怪盗キッドの予告状まで届いて、かなり盛り上がるだろうからって招待してくれて。』

「怪盗キッドの…」

昴さんの声のトーンが一瞬、落ちたように聞こえた。

『だからパーティーまでにはどうしても仕上げたくて。』

「そうだったんですね。そのパーティーへはお友達と?」

『友達もですし、コナン君と安室さんも来るらしいですよ。あっ、安室さんって言うのは…』

「ほう?彼と知り合いなんですか。」

昴さんは興味深そうに指を顎に当てて考える動作をする。彼って…安室さんのことだよね?

『え……昴さんこそお知り合いですか?』

「ええ、少しね。Aさんはどうして?」

『ポアロっていう喫茶店によく行くので、そこで働いている安室さんとは時々話します。』

「そうだったんですか…」

昴さんこそどうして知り合いなんだろう…?コナン君繋がり、とかかな?

「さて、レポートも済んだことですし、カクテルと一緒に夜ご飯にしませんか?」

『そうですね!料理、お手伝いします。』

私と昴さんはキッチンへと向かい、夜ご飯の準備に取り掛かった。

第73羽→←第71羽



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (416 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1716人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

only07(プロフ) - ベルモットとオリヴィアちゃんが幸せになってほしいです……! (1月14日 20時) (レス) @page45 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
おかき(プロフ) - 続きが気になりすぎて眠れません🥺更新待ってます!!!! (12月11日 21時) (レス) id: 3161f0695a (このIDを非表示/違反報告)
凛愛(プロフ) - とても好きです…🥹 (11月26日 22時) (レス) @page43 id: f83a603b36 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - あああああああ好きです (9月16日 19時) (レス) @page45 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ベルさん» ほんとですか!泣長ったらしいお話ですが付き合っていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (6月19日 1時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:full. | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/  
作成日時:2023年3月10日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。