自作自演４ ページ24
監督生「……」
『エース君、デュース君、流石にもう信じてくれた？』
エース「っ……本当にすみません…。」
デュース「ごめんなさい……頭に血が上って…。」
『ふふ、いいよ。ね？私の疑いもう晴れたみたいだし。』
フロイド「えー、グラミーちゃん優しすぎ。」
ジェイド「でも……またIDが使われるようなことがあっては…」
『また何か起きた時は、今度こそ3人を頼らせてもらうよ。だから今回は…ね？』
もう監督生は私のID使えなくなるだろうしね。
フロイド「そっかぁ。まぁそういう事ならね。」
ジェイド「いつでも呼んでください。」
アズール「では、この件はここで終わりにしましょうか。」
パン、と手を叩いてアズールが笑顔で答えた。
さすがの切り替えだ。
フロイド「カニちゃんたちもぉ、次から気をつけるんだよぉ。」
エース「はい……疑ってすみませんでした。」
2人と監督生はぺこりと頭を下げた。
『ふふ、よくよく考えたら私のIDなんて使われてたら疑っちゃうよね。
2人は監督生さんのために怒ったんだよね。』
笑顔になった私に2人は驚いた様子だった。
エース「俺らマジでヤバいことしたのに……そんな事言ってくれるんすね…。」
『ほらほら、もう許すって言ってるんだからしょげた顔しないの！』
デュース「！…あざっす、Aさん…」
2人は、初めて私に笑顔を見せた。
『またね、エース君たち。』
「「あざした！」」
監督生「……ﾍﾟｺﾘ」
3人は中庭から出ていった。
しかし、ケイトは去らない。
『？、ケイト君？』
スタスタとこちらに歩いてきた。
そして私に顔をぐっと近づける。
『！』
鼻先が触れそうなほど近い距離になる。
アズール「はぁ！？」
ジェイド「ちょっ」
フロイド「あ？」
ケイト「Aちゃんて……意外としぶといね。」
『え、』
一瞬、ケイトにしては低い声に聞こえた。
ケイト「ちょっとびっくりしたかも。じゃあ、またね。」
そう言い残すとまたケイトはスタスタと去っていった。
アズール「な、何ですかアイツは！」
ジェイド「少し癪に障りますね。」
フロイド「締める？」
私はケイトが去っていく背中を見つめた。
『(あの人多分、気づいてたんだろうなぁ。)』
犯人が"監督生"だったって。
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only07(プロフ) - すっごく面白くて、夢主ちゃんが恐ろしいくらいです……！ (1月9日 19時) (
レス) @page50 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - 初めまして、質問なんですがｱｰﾙ18のお話が、フィルターが外れていても出てきません。消してしまったのでしょうか？もし宜しければそのお話のリンクを貼って頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (10月11日 9時) (レス) id: 6c72364583 (このIDを非表示/違反報告)
Seturo - 予想以上に面白くて、１話・２話といった感じに、どんどん読んでしまって、時間があっという間に過ぎてしまいました。応援してます！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page8 id: c7673ae0d0 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ＼(^o^)／さん» こちらこそコメントありがとうございます！もっと楽しんで貰えるよう頑張ります〜！ (2022年6月5日 13時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - malia0607ayさん» 返すの遅れてすみません！コメントありがとうございます…！夢主にコテンパンにさせます() (2022年6月5日 13時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2021年1月29日 0時
