自作自演２ ページ22
フロイド「それグラミーちゃんじゃないよ。」
エース「は？」
フロイドの言葉に私も後ろを振り向く。
思わず肩が跳ねた。
3人は、コメカミに青筋を立ててキレていた。
全員の視線がフロイドへと集まる。
フロイド「だって俺とグラミーちゃん、とっくの昔に合同考査課題もう一緒に終わらせてるもん。」
エース・デュース「「え…」」
ケイト「……」
監督生「！！」
今まで泣き真似で黙っていた監督生が反応する。
フロイド「だから別に今更盗む理由ないし。
なんなら見る？結構出来がいいよ〜。」
確かにフロイドと課題を終わらせたのは相当早い時期だった。
流石の監督生も予想外だったのだろう。顔色が悪くなっている。
アイツ……絶対まだ私の事馬鹿な女だと思ってる…。
エース「で、でもじゃあIDの件は…？」
フロイド「それは分かんねぇけど……」
デュース「ほ、ほら、やっぱりコイツだろ。」
再び私に疑いの目が向く。
アズール「IDでしたら、私が辿って調べて差し上げますよ。」
監督生「え、…」
アズール「IDなんてPCを盗み見れば誰だって偽装出来ますし…。操作履歴から誰がどのPCでAさんのIDを使用したのかなんて、僕なら簡単に割り出せますよ。」
フロイド「アズールすっげぇ〜！」
ジェイド「流石ですね。」
キレている3人が波に乗ったように反撃を開始したようだ。(私の代わりに。)
デュース「そんな事…出来るんですか…。」
アズール「ええ。にしても…
犯人はとんだ馬鹿で卑怯者なヤツですねぇ。」
ジェイド「そうですねぇ。人のIDを勝手に使用するなんて、先生にでも相談すれば停学程度になるのでは？」
フロイド「見つかったら俺が締めてあげるから、安心しててね、グラミーちゃん♡」
何やら何一つ安心出来なそうな事柄をツラツラと述べる3人。
なんかイキイキしてるなぁ
と感じると同時に、味方につけておいて良かったと思う。
正直とても助かった。
危なく濡れ衣をまんまと着せられるところだった。
監督生「……」
監督生はとうとう顔を真っ青にする。
ちゃんとお返ししなくちゃね。
貴方が私にしたようにやってあげる。
『私、本当に何もしてないよ…？
信じてくれないの…？』
涙を溜めた目でエースの袖を掴み、2人を見上げる。
エース・デュース「「っ……」」
ざまーみろ、ばーか。
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only07(プロフ) - すっごく面白くて、夢主ちゃんが恐ろしいくらいです……！ (1月9日 19時) (
レス) @page50 id: 621931103c (このIDを非表示/違反報告)
なゆ - 初めまして、質問なんですがｱｰﾙ18のお話が、フィルターが外れていても出てきません。消してしまったのでしょうか？もし宜しければそのお話のリンクを貼って頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) (10月11日 9時) (レス) id: 6c72364583 (このIDを非表示/違反報告)
Seturo - 予想以上に面白くて、１話・２話といった感じに、どんどん読んでしまって、時間があっという間に過ぎてしまいました。応援してます！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page8 id: c7673ae0d0 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - ＼(^o^)／さん» こちらこそコメントありがとうございます！もっと楽しんで貰えるよう頑張ります〜！ (2022年6月5日 13時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
full.(プロフ) - malia0607ayさん» 返すの遅れてすみません！コメントありがとうございます…！夢主にコテンパンにさせます() (2022年6月5日 13時) (レス) id: 73b8919793 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：full.
| 作者ホームページ：http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時：2021年1月29日 0時
